本記事にはプロモーションを含む場合があります。価格・仕様は 2026年8月14日時点 の各社公式ページ実査にもとづく情報です。この分野は料金・クレジット消費量の改定が頻繁なため、課金前に必ず公式ページの最新表示をご確認ください。
「月初に契約したのに、3日でクレジットが尽きた」——動画生成AIで最も多い課金の失敗はこれです。原因は使いすぎではなく、減らさずに済んだはずの生成でクレジットを使っていることにあります。
先に結論です。2026年8月14日時点で「クレジットを消費しない生成モード(Relaxモード)」を公式に明記しているのは DomoAI と Luma の2社だけで、Kling・PixVerse・Hailuo など多くのサービスにはその逃げ道がありません。Relaxモードを持たないサービスでの節約手段は、①解像度を下げる ②尺を短くする ③高速モードを使わない ④毎日補充される無料枠を取りこぼさない、の4つに限られます。 PixVerse の公式ドキュメントでは 360p と 1080p の消費差が 1秒あたり5クレジット対18クレジット(約3.6倍) と明記されており、下書き段階の解像度を落とすだけで生成本数は数倍変わります。
※ 実測後に更新します(2026年8月14日時点で未検証)。本記事は各社の公式料金ページ・公式ドキュメントの当日実査と、当サイトが過去に実測した記事(各所でリンク)で構成しています。本記事の執筆にあたって新規の生成テストは行っていません。
料金プランそのものの選び方は動画生成AIの料金相場——「クレジット制の罠」と実質単価の見方にまとめています。本記事は契約後の運用側の節約手順だけを扱います。
結論早見表:クレジットを減らさずに回せるモードがあるのはどこか
2026年8月14日に各社の公式料金ページ・公式ドキュメントを実査した結果です。
| サービス | クレジット非消費モード | 公式の記載内容 | 対象プラン |
|---|---|---|---|
| DomoAI | あり(Relax Mode) | 「クレジットを消費しない。混雑時は生成待ちが発生する」旨を明記 | Standard・Pro(Basic は対象外) |
| Luma Dream Machine | あり(Relaxed Mode) | 公式ヘルプに「無制限生成・キュー処理は低速」と記載 | 公式内で表記が割れている(後述) |
| Runway | 当日の料金ページでは確認できず | Free/Standard/Pro/Max/Enterprise はいずれも月間クレジット制で提示 | ― |
| Kling AI | 当日は公式ページを取得できず未確認 | ― | ― |
| PixVerse | なし(API料金表に非消費モードの記載なし) | 解像度・尺・高速モードで消費量が変動 | ― |
| Hailuo AI | 当日は公式ページが動的表示で未確認 | ― | ― |
表の見方で一点だけ注意してください。「非消費モードがある=安い」ではありません。 Relaxモードは待ち時間を通貨として支払う仕組みで、締め切りのある案件では使えません。逆に言えば、締め切りのない検証・当たり探しをRelaxモードに寄せられるかどうかが、月間の生成本数を決めます。
クレジットが減る量を決めているのは「モデル・解像度・尺」の3つ
各社の消費量の計算式は、細部は違っても同じ3変数でできています。
- モデル(世代):新しい世代ほど1秒あたりの単価が高い傾向があります。同じサービス内でも旧モデルを選べば消費は下がります。
- 解像度:360p / 540p / 720p / 1080p の選択が最も効きます。多くのサービスで解像度を1段上げると消費は1.3〜3倍に増えます。
- 尺(秒数):秒数に比例して増える方式(PixVerse V6 など)と、5秒・8秒の固定パック方式(旧世代モデル)があります。比例方式なら「10秒を1本」より「5秒を2本」のほうが、失敗時の損失は半分で済みます。
ここに音声生成と高速モードという2つの加算要素が乗ります。PixVerse の公式ドキュメント(2026年8月14日実査)では、V6 で音声ありにすると 360p で1秒5→7クレジット、1080p で18→23クレジットに増えます。さらに旧世代モデルでは「motion_mode を fast にすると消費が2倍(×2)」と明記されています。音声が要らない下書きで音声ありのまま回すのは、最も気づかれにくい浪費です。
Relax(低速)モードの公式仕様——待ち時間と引き換えに消費ゼロ
DomoAI:Standard 以上で Relax Mode が無制限(公式明記)
DomoAIの公式料金ページを2026年8月14日に実査したところ、年払い表示で次の4プランが提示されていました。円は当サイト共通の固定レート 1ドル=161円 で換算しています(2026年8月14日時点で採用中のレート)。
| プラン | 月額(年払い) | 月間クレジット | Relax Mode |
|---|---|---|---|
| Basic | $6.99(約1,126円) | 500 | なし |
| Standard | $19.59(約3,154円) | 1,500 | 無制限 |
| Pro | $48.99(約7,887円) | 4,000 | 無制限 |
| Team | 1席あたり$99(約15,939円) | 24,000 | ― |
Team だけは表示が二段になっており、公式ページ上では $142 に取り消し線が引かれ、その隣に現行価格として $99(年払い・1席あたりの月額) が並んでいます。上の表には取り消し線のない現行価格のほうを載せています。
公式ページは Relax Mode について、クレジットを消費しない代わりに、混雑によって生成完了まで待ち時間が発生すると説明しています。Standard と Pro には Relax Mode での無制限生成が含まれ、最安の Basic は対象外です。つまり DomoAI では、月500クレジットの Basic と月1,500クレジットの Standard の差は「3倍」ではなく、実質的には有限と無限の差になります。アニメ変換のように「当たりが出るまで何度も回す」使い方をするなら、ここが最大の分岐点です。DomoAI の使い方はDomoAIでアニメ動画を作る手順にまとめています。
Luma Dream Machine:Relaxed Mode はあるが、対象プランの表記が公式内で割れている
Lumaの公式料金ページを2026年8月14日に実査した内容は次のとおりです。
| プラン | 月額 | 年払い時 | 月間クレジット |
|---|---|---|---|
| Plus | $30(約4,830円) | $25/月(年$300) | 10,000 |
| Pro | $90(約14,490円) | $75/月(年$900) | 40,000 |
| Ultra | $300(約48,300円) | $250/月(年$3,000) | 150,000 |
この料金ページ本体には Relaxed Mode の記載がありません。一方、同日に実査した Luma 公式ヘルプの「Payments & Subscriptions」ページ(learning-hub 内、2026年8月14日実査)には、Unlimited プランで relaxed 生成が無制限になると明記されており、fast credits は急ぎの案件用、relaxed mode は試行錯誤用という使い分けが示されています。
ここで注意が必要です。ヘルプ側のプラン名(Lite / Plus / Unlimited / Enterprise)と、当日の料金ページのプラン名(Plus / Pro / Ultra)が一致していません。 なお、このヘルプページには更新日の明示が見当たらず(2026年8月14日実査)、その後の料金体系の改定にヘルプ側が追随していない可能性があります。したがって本記事では「Luma に Relaxed Mode という仕組みは存在するが、現行のどのプランに付くかは公式内で表記が割れており、課金画面での確認が必須」と書くにとどめます。このヘルプページが挙げる「$94.99の Unlimited プラン」というプラン名も、当日の公式料金ページでは確認できませんでした。
Runway:現行プランはすべてクレジット制、Explore Mode は当日の料金ページで確認できず
Runwayの公式料金ページの2026年8月14日実査では、Free(125クレジット・一度きり)、Standard 月$12(年払い、月払いは$15)で625クレジット/月、Pro 月$28(同$35)で2,250、Max 月$76(同$95)で9,500+未使用分を1か月繰り越し、Enterprise はカスタム、という構成でした。料金ページ本体に Explore Mode や無制限生成の記載は確認できませんでした。
Runway にはかつて Unlimited プランがあり、Explore Mode でクレジットを消費せず低速生成できる仕組みがありました。この Unlimited が Max に統合された旨はヘルプセンターに記載がありますが、当日はヘルプセンター本文が自動取得できなかった(HTTP 403)ため、現行の Max で Explore Mode が使えるかは本記事では断定しません。 Runway を待ち時間込みで回す前提で契約するなら、課金画面の機能一覧を必ずご確認ください。
Kling AI:公式ページが当日取得できず、無料枠は「有料プラン特典」
Klingの公式メンバーシップページは、2026年8月14日の自動取得で HTTP 446 が返り、当日の実査ができませんでした。本記事では現行の Relax 系モードの有無を断定しません。
ただし、当サイトが2026年7月12日に新規アカウントで実測した内容として、Kling の「毎日無料クレジット(Daily Free Credits)」は有料プラン加入者向けの特典で、新規の無料アカウントの残高は0でした。詳細はKling AI の料金と無料枠の真実にまとめています。「毎日無料でもらえる分で節約する」という前提が成り立たないサービスがある、という点は押さえておいてください。
解像度と尺を1段落とすと消費はどれだけ変わるか
Relaxモードがないサービスでは、ここが節約の本体になります。数字が最も明確なのは PixVerse です。PixVerse の公式APIドキュメント(2026年8月14日実査)では、最新の V6 が1秒あたりの従量制で、次のように定められています。
| 解像度(V6) | 音声なし | 音声あり |
|---|---|---|
| 360p | 1秒あたり5クレジット | 1秒あたり7クレジット |
| 540p | 1秒あたり7クレジット | 1秒あたり9クレジット |
| 720p | 1秒あたり9クレジット | 1秒あたり12クレジット |
| 1080p | 1秒あたり18クレジット | 1秒あたり23クレジット |
360p と 1080p の差は3.6倍、720p と 1080p の差はちょうど2倍です。5秒の動画なら 360p で25クレジット、1080p なら90クレジット。同じ予算で3.6倍の試行回数が回せるという意味になります。
なお上表は API プラットフォーム側の料金表で、アプリ内の表示クレジットと同一とは限りません。当サイトがアプリの生成パネルで実測した2026年7月12日時点の値は、720p・5秒=60クレジット、360p・5秒=25クレジットでした(PixVerseの料金記事に実測画面つきで記載)。比率はAPI料金表とおおむね一致しています。
尺の扱いは方式によって節約効果が変わります。V6 のような秒課金なら「10秒1本」と「5秒2本」の消費は同じですが、失敗したときに溶ける量は後者が半分です。一方、旧世代モデルは 5秒/8秒の固定パック制で、たとえば V5 世代は 720p・5秒=60クレジット、1080p・8秒=240クレジットと段差が大きく、尺を伸ばす前に解像度を確認するほうが効きます。各社の尺・解像度の上限そのものは動画生成AIの解像度・尺の上限比較にまとめてあります。
「毎日補充される無料クレジット」を取りこぼさない
無料枠には日次補充型と月次付与型があり、節約の作法が正反対です。
- 日次補充型(例:PixVerse):当サイトが2026年7月12日に実測した時点で、登録時90クレジット+毎日60クレジット補充、未使用分は当日失効(翌日に繰り越されない)。透かし入り・商用不可・解像度制限つきです。貯めようとした時点で損なので、下書きは毎日消化するのが正解になります。
- 月次付与型(例:Hailuo AI、Kling AI):月間クレジットは翌月に繰り越されず月末で失効します(当サイト2026年7月12日実測記事の記載)。Hailuo AI の登録と料金も同じ扱いです。月末に残っているなら、それは翌月は下位プランで足りるというサインです。
例外は Runway で、2026年8月14日実査の公式料金ページ上、Max プランのみ未使用クレジットを1か月繰り越せると明記されています。逆に言えば下位プランは繰り越せません。
失敗生成でクレジットを溶かさないための手順
多くのサービスでは、生成が意図と違う結果になってもクレジットは戻りません。「当たり探し」と「本番」を物理的に分けるのが唯一の対策です。
- 当たり探しは最低解像度・最短尺・音声オフで回す。PixVerse V6 なら 360p・音声なしで1秒5クレジット。1080p・音声ありの23クレジットに対し、1回あたり約4.6分の1です。
- 高速モードは本番だけ。旧世代 PixVerse では motion_mode を fast にすると消費が2倍になります。
- 構図が決まってから解像度を上げる。プロンプトと参照画像を固定したうえで、最後の1〜2本だけ高解像度で出し直します。
- Relaxモードがあるサービスでは、当たり探しを全部そちらに寄せる。DomoAI の Standard 以上ならこの工程のクレジット消費はゼロになります。
用途別・節約の優先順位
- SNS向けに数を量産する:Relaxモードのあるサービスが最優先。DomoAI なら Standard 以上で待ち時間と引き換えに本数無制限です。
- 納品物・広告として使う:締め切りがあるためRelaxモードは当てになりません。解像度の使い分け(下書き360p・納品1080p)と、繰り越し可否でのプラン選択が中心になります。
- とにかく無料で試したい:日次補充型の無料枠を毎日消化する運用。ただし透かし・商用不可の制限は外れません。無料で使える範囲は無料で使える動画生成AIの比較にまとめています。
- Seedance 系のモデルを主に使う:Seedance に特化した使い方・クレジット関連の解説は SeedanceTips にガイドがまとまっています(英語)。
サービス選びから見直す場合は動画生成AIおすすめ比較を先にご覧ください。
よくある質問
Q1. Relaxモードなら本当にクレジットは1つも減らないのですか
DomoAI の公式料金ページは、Relax Mode がクレジットを消費しないと説明しています(2026年8月14日実査)。ただし対象は Standard・Pro プランで、Basic は対象外です。混雑時は生成完了まで待つ必要がある点も公式に明記されています。
Q2. 低解像度で生成して、あとから4Kにアップスケールするほうが安いですか
用途によります。当サイトの解像度・尺の上限比較で整理したとおり、Runway は720p生成+後段の4Kアップスケールという二段構えの仕様です。元の生成が破綻していればアップスケールしても直らないため、構図が決まるまでは低解像度、決まってから高解像度という順番自体は変わりません。
Q3. 無料プランだけで運用を続けられますか
公開を伴う用途では現実的ではありません。日次補充型の無料枠は透かし入り・商用不可・解像度制限つきが一般的で、当サイトが2026年7月12日に実測した PixVerse の無料枠もこの条件でした。試用と割り切る使い方になります。
Q4. 年払いにするとクレジットは増えますか
増えるのではなく単価が下がるのが一般的です。2026年8月14日実査時点で、Runway は年払いで月$15→$12、Luma は月$30→$25(Plus)という表示でした。月間クレジット数そのものは変わりません。使い切れない月が続くなら、年払いより下位プランへの変更のほうが効きます。