本記事にはプロモーションを含む場合があります。価格・仕様は 2026年8月21日時点 に公式ページ(Google Workspace の日本語料金ページ/Google Vids の Gemini 機能ヘルプ/Google AI プランの料金ページ)で確認した内容です。本記事の価格はすべて公式が円建てで表示している金額をそのまま引用しており、ドル円換算は行っていません。料金・提供条件は改定されることがあるため、契約前に必ず公式の最新表示をご確認ください。
「Google Vids はいくらで使えるのか」「日本語のまま使えるのか」——検索でここへ来た方が知りたいのは、たぶんこの2つです。この記事はその2つに、Google の公式ページとヘルプの表示だけで答えます。
Google Vids は単体で買えるサービスではなく、Google Workspace のプランか個人向けの Google AI プランに付いてくる形で提供されます。そのため「料金」を調べると Workspace の話が出てきて分かりにくくなります。ここでは どのプランにいくら払うと、Vids のどの AI 機能がどれだけ使えて、そのうち日本語に対応しているのはどれか を分解して並べます。
※ 実測後に更新します(2026年8月21日時点で未検証)。本記事は公式ページとヘルプの表示内容のみを根拠にしています。実際の生成品質、日本語プロンプトを入れたときの挙動、管理者設定による差については検証していません。
先に結論——Google Vids の料金と日本語対応で押さえる3点
- 円建ての公式価格があります。Google Workspace の日本語料金ページには、Business Starter が1ユーザーあたり月額 ¥800、Business Standard が ¥1,600、Business Plus が ¥2,500 と円で表示されます(年間プラン・月単位請求、2026年8月21日確認)。海外サービスのようにドル建てを換算する必要がありません。
- AI 機能は Business の3プランすべてに付きます。差は「使えるか」ではなく「上限」です。料金ページの機能比較表では「Gemini in Google Vids」に Starter を含む4プランすべてチェックが付きます。一方でヘルプ側を見ると、Business Starter だけ AI アバター月10個・AI 動画クリップ月20本などと上限が個別に低く設定されています。
- 日本語対応は機能ごとに線が引かれています。公式ヘルプは「現時点では、Google Vids の多くの AI 機能は英語にのみ対応しています。」と明記したうえで、画像の生成と編集・AI ナレーション・AI アバター・スライドから Vids への変換の4機能については日本語を含む対応言語リストを載せています。ここに挙がっていない AI 機能の対応言語は、ヘルプに書かれていません。
Google Vids とは何か——Workspace に入っている動画作成アプリ
ヘルプの冒頭は「Google Vids は AI を活用した動画制作アプリです。Google Vids を使用すると、動画の作成、執筆、制作、編集、共同編集、共有を行えます。」と説明しています(公式ヘルプ、2026年8月21日確認)。位置づけとしては、ドキュメントやスライドと同じ Google のオフィス系アプリの一員で、社内説明・研修・営業資料といった業務動画を組み立てる用途を想定しています。Vids 単体の製品ページは Google Workspace のサイトにあります。
ここが重要なのですが、Vids の アプリ本体 と Gemini(AI)機能 は別の話です。ヘルプは「お使いの Google アカウントで Google Vids の基本機能を使用できます。」と書いており、無料の個人アカウントでもアプリ自体には入口があります。有料プランで増えるのは AI 機能の枠です。
Veo 3 や Kling のような「プロンプトから映像そのものを生成する」ツールとは目的が異なります。個人が映像作品を作りたい場合の入口は別記事のVeo 3 を日本で使う方法と料金で整理しています。各サービスの立ち位置の違いは動画生成AIおすすめ比較もあわせてご覧ください。
料金①:Google Workspace の円建て価格【2026年8月21日 公式確認】
Google Workspace の日本語料金ページに表示されている価格です。ページ上部のプランカードに横並びで表示され、価格の直下に「ユーザーあたりの月額」と注記されています。
| プラン | 月額(ユーザー1人あたり) | 3か月50%オフ適用時 | ユーザー数の上限 |
|---|---|---|---|
| Business Starter | ¥800 | ¥400 | 最大300ユーザー |
| Business Standard(「最も人気」表示) | ¥1,600 | ¥800 | 最大300ユーザー |
| Business Plus | ¥2,500 | ¥1,250 | 最大300ユーザー |
| Enterprise | 要問い合わせ(価格表示なし) | — | 上限・下限なし |
補足を4つ。
- 価格はいずれも 年間プラン(1年契約)の表示で、請求は月単位です。料金ページには「年間プラン(1年契約なら16% お得)」という切り替えがあり、月ごとの契約はこれより高くなります。実査時点の静的な表示からは月ごと契約の円建て価格を取得できなかったため、本記事では年間プランの数字のみを載せます。
- 割引は「Google Workspace の最初の3か月間が 50% オフ。この特典は期間限定です。」と案内されており、実査時に表示された適用期間は 2026/09/03〜2026/12/03、その後は通常価格に戻る旨が併記されていました。期間は申し込み時期で変わるため、必ず自分の画面で確認してください。
- プランカードの見出しは「Starter」「Standard」「Plus」「エンタープライズ」と短縮表記ですが、ページ下部の注記では「Business Starter、Business Standard、Business Plus」と正式名で書かれています。同じものです。
- Enterprise は「営業担当者に問い合わせる」ボタンのみで、公式ページに金額の記載はありません。
料金②:個人アカウントと Google AI プラン——月50クレジットから
会社の Workspace を契約していない個人にも入口があります。Google AI プランの料金ページで確認できた円建て価格は次のとおりです(2026年8月21日確認。各プランカードの見出し直下、「JPY / 月」と表示されている欄の数字です)。
| プラン | 月額 | Vids 関連の記載 |
|---|---|---|
| 無料の Google アカウント | ¥0 | Vids の基本機能は利用可。AI 機能は月50クレジットの範囲 |
| Google AI Plus | ¥725 | 特典欄に「Gemini in Gmail、Gemini in Google Vids など」と記載 |
| Google AI Pro | ¥2,900 | 同上(Gemini in Google ドキュメントも併記) |
| Google AI Ultra | ¥14,500(AI Pro の5倍の使用量上限)/¥32,000(20倍) | 最小構成価格として2段階で表示 |
クレジット制の中身も公式ヘルプに書かれています。個人の Google アカウントと Google AI Plus は 毎月50クレジット で、リセットは毎月1日の午前0時(太平洋時間)、翌月への繰り越しはできません。消費量は、動画作成サポートが1回につき5クレジット、AI ナレーションが1つにつき1クレジット、画像アクションが1回につき1クレジット、スライドから Vids への変換(AI ナレーション付き)が1回につき5クレジットです。AI アバターは月10個、AI 動画クリップは月10本という個別の上限も付きます。
見落としやすいのが、個人の Google アカウントと Google AI Plus の列で 背景削除と音楽生成にチェックマークが付いていない 点です。この2機能が使えるのは AI Pro 以上、という読み方になります。
プラン別にどこまで AI 機能が使えるか
ヘルプは「以下の表に別途記載がない限り」の共通上限として、AI アバター月25個まで、AI 動画クリップ月50本まで、画像の生成と編集は月30回まで、動画作成サポート・AI ナレーション・背景削除・スライドから Vids への変換(AI ナレーション付き)は無制限、スライドから Vids への変換(AI アバター付き)は月10回まで、と示しています。画像生成の回数はスライドやドキュメントなど Workspace 全体で共有される点にも注記があります。
そのうえで Business の3プランは、9項目すべてにチェックが付きます。違いは Starter に個別上限が書かれていることです。
| 機能 | Business Starter | Business Standard / Plus |
|---|---|---|
| AI アバター | 月10個 | 共通上限(月25個まで) |
| AI 動画クリップ | 月20本 | 共通上限(月50本まで) |
| 画像の生成と編集 | 月5回 | 共通上限(月30回まで) |
| スライド→Vids 変換(AI アバター付き) | 月5回 | 共通上限(月10回まで) |
| 音楽生成 | 30秒クリップ月20回/曲全体 月10回 | 30秒クリップ月50回/曲全体 月20回 |
| 動画作成サポート・AI ナレーション・背景削除・スライド→Vids 変換(ナレーション付き) | 利用可 | 利用可 |
つまり 月800円の Starter でも AI 機能自体は一通り触れます。毎月アバター動画を10本以上作るような使い方になって初めて、上位プランの必要性が出てきます。
Business 以外では次のように分かれます。Enterprise Starter/Standard/Plus は Business と同じ構成で、Enterprise Starter に Starter と同じ個別上限が付きます。教育向けは Education Plus のみ 対応で、Education Fundamentals と Education Standard の列にはチェックが1つもありません。Essentials 系は Essentials Starter だけが空欄です。そして Frontline については「Google Workspace Frontline には、Google Vids の Gemini 機能へのアクセス権は含まれていません。」と明記されています。
ここで押さえておきたいのは 同じ Google の公式ページでも粒度が違う という点です。料金ページの機能比較表は「Gemini in Google Vids」が使えるかどうかだけを示すため4プラン全部にチェックが付き、プラン間の差が見えません。どれだけ使えるかを知るにはヘルプ側の表を見る必要があります。両者は矛盾しているわけではなく、答えている質問が違います。
日本語対応はどこまで?——公式ヘルプで確認できた線引き
ここが本記事の本題です。ヘルプの「対応言語」節には、まず総論としてこの一文があります。
現時点では、Google Vids の多くの AI 機能は英語にのみ対応しています。
そのうえで、対応言語のリストが明示されているのは次の4機能だけでした(2026年8月21日確認)。いずれのリストにも 日本語が含まれています。
| 機能 | 対応言語数 | 日本語 |
|---|---|---|
| Gemini in Google Vids で画像を生成、編集する | 29言語 | 対応 |
| Google Vids で AI ナレーションを使用する | 23言語 | 対応 |
| Google Vids で AI アバターを使用する | 29言語 | 対応 |
| Google スライドを Google Vids に変換する | 8言語 | 対応 |
スライドから Vids への変換だけリストが短く、英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・日本語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語の8言語です。日本語話者にとっては 手持ちのスライドを日本語のまま動画化し、日本語のナレーションや日本語で話すアバターを付ける流れは公式に対応が示されている と読めます。
一方で、動画作成サポート・AI 動画クリップ・背景削除・音楽生成の4機能については、対応言語の記載がヘルプにありません。総論の「多くの AI 機能は英語にのみ対応」という文と合わせて読むと、日本語での利用が公式に保証されているとは言えない状態です。ここは推測せず、公式ヘルプでは明示されていない、という事実のまま受け取ってください(確認したページは Google Vids での Gemini 機能の提供状況についてです)。
提供地域については「Google Workspace アカウントを利用できるすべての国と地域でご利用いただけます」と書かれており、日本を除外する記載はありません。
もう1点、読む側が知っておくと得をする注意書きがあります。このヘルプページの末尾には「このページには、AI 技術を使用して翻訳されたコンテンツが含まれている場合があります。」という断りがあります。表現の細部が気になるときは、URL の hl=ja を hl=en に変えて英語版を照合すると確実です。
日本語対応の考え方そのもの(UI の日本語化とプロンプトの日本語理解は別物である、という論点)は動画生成AIの日本語対応まとめで扱っています。
どの入口を選べばいいか——3つのケース
- 会社で業務動画を作る:Workspace の Business Starter(月800円)で AI 機能は一通り使えます。アバター動画を毎月10本以上作る、画像生成を多用する場合に Standard(月1,600円)以上を検討する順番が無駄がありません。
- 個人で試したい:まず無料の Google アカウントで月50クレジットの範囲を触り、足りなければ Google AI Plus(月725円)へ。背景削除や音楽生成まで必要なら AI Pro(月2,900円)以上です。
- アバターが主目的:Vids のアバターは Workspace 内の業務動画向けの位置づけです。アバター専業サービスとの機能差を比べたい場合はSynthesia の料金・日本語対応・商用利用条件が比較材料になります。
よくある質問
Q1. Google Vids は無料で使えますか?
アプリ自体は無料の Google アカウントで使えます。ヘルプに「お使いの Google アカウントで Google Vids の基本機能を使用できます。」とあります。ただし AI 機能は月50クレジットの枠内で、AI アバターは月10個、AI 動画クリップは月10本という上限が付きます。
Q2. 日本語のプロンプトで使えますか?
機能によります。画像の生成と編集、AI ナレーション、AI アバター、スライドから Vids への変換の4機能は、公式ヘルプの対応言語リストに日本語が含まれています。それ以外の AI 機能については対応言語の記載がなく、ヘルプは総論として「多くの AI 機能は英語にのみ対応」としています。
Q3. Business Starter でも AI 機能は使えますか?
使えます。ヘルプの Business Starter 列は9項目すべてにチェックが付いています。ただし AI アバター月10個、AI 動画クリップ月20本、画像の生成と編集 月5回と、上位プランより低い個別上限が設定されています。
Q4. Enterprise はいくらですか?
公式料金ページに金額の表示はなく、「営業担当者に問い合わせる」導線のみです。ユーザー数の上限・下限がない点だけが明示されています。
Q5. Education プランでも使えますか?
Education Plus は対応します。Education Fundamentals と Education Standard の列にはチェックがなく、Google Workspace Frontline は「Google Vids の Gemini 機能へのアクセス権は含まれていません」と明記されています。
まとめ
Google Vids の料金は、Workspace 側なら1ユーザーあたり月800円から、個人向けなら無料枠か Google AI Plus の月725円から、というのが2026年8月21日時点の公式表示です。金額よりも判断に効くのは上限と対応言語です。実務で効くのは AI 機能そのものは Starter でも一通り使え、日本語対応が公式に示されているのは4機能 という2点を押さえておけば、プラン選びで迷う場面はかなり減ります。数字と対応範囲はいずれも改定されうるため、契約前に公式ページで最新の表示を確認してください。