本記事にはプロモーションを含む場合があります。価格・仕様は 2026年7月27日時点 に公式ページ(heygen.com の日本語版料金ページ/英語版利用規約/公式ヘルプセンター)で確認した内容です。料金や規約は改定されることがあるため、契約前に必ず公式の最新表示をご確認ください。ドル円は全記事共通で 1ドル=161円 で換算しています。
「HeyGen の料金はいくら?日本語で使える?作った動画を商用利用していい?」——検索でここへ来た方が知りたいのは、たぶんこの3つです。
この記事は、その3つに公式情報だけで答えます。アバターの出来ばえといった主観的な評価は扱いません。「いくら払うと、何分の動画が作れて、それを商用に使えるのか」 に絞ります。
先に結論——HeyGen の料金で誤解しやすいのは3か所
- 月額よりも「どのアバターエンジンを使うか」で単価が決まります。 公式が明記しているクレジット消費レートは、アバターIII が1分あたり3クレジット、アバターIV/V が1分あたり20クレジット。同じプランでも1分あたりの消費が約6.7倍違います(2026年7月27日、公式日本語料金ページのFAQで確認)。「月600クレジットで何分作れるか」は、この選択で200分にも30分にもなります。
- 無料プランの出力は、規約で商用利用が明確に禁止されています。 「なんとなくグレー」ではなく、利用規約に「販売・サブライセンス・再配布・収益化・商用活動・広告・クライアント案件に使ってはならない」と書かれています(後半で原文を引用します)。
- 日本語対応は「サイトは日本語・請求はドル・規約は英語」というまだら模様です。 公式サイトと料金ページは日本語版がありますが、価格表示はドルのまま、利用規約に日本語版はありません。
以下、順に数字と根拠を出していきます。
HeyGen の料金プラン早見表【2026年7月27日 公式確認】
公式の日本語料金ページに表示されている金額と、その円換算です。
| プラン | 月額(月払い) | 円換算 | 月間クレジット | 1本あたり最長 | 書き出し解像度 | ウォーターマーク削除 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Free(無料) | $0 | 0円 | なし(月3本の動画) | 1分 | 日本語料金ページは「最大1080Pまで」/英語ヘルプは「720p」(公式内で表記が割れています) | なし |
| クリエイター | $29 | 約4,669円 | 600 | 30分 | 最大1080p | あり |
| プロ | $49〜 | 約7,889円〜 | 1,000〜 | 30分 | 最大4K | あり |
| ビジネス | $149+1席$20 | 約23,989円+1席約3,220円 | 1,500 | 60分 | 最大4K | あり |
| エンタープライズ | 要問い合わせ | ― | カスタム | 上限なし | 最大4K | あり |
補足を4つ。
- 年払いが明示されているのはクリエイターだけです。公式FAQに「Creatorプランは月額29ドル(年払いの場合は月額換算24ドル)」とあり、約4,669円が約3,864円になります。プロとビジネスの年払い額は料金ページの表示切替上に用意されていますが、公式FAQには具体的な年額換算の記載がなく、本記事では未確認とします。契約画面でご確認ください。
- プロは1段階ではありません。 公式FAQは「月額$49で1,000クレジットから、月額$4,300で100,000クレジットまで」と説明しています。$4,300は円換算で約692,300円。プロは「$49のプラン」ではなく「$49から始まる階段」だと理解してください。
- ビジネスは席課金です。 $149は1席目の料金で、メンバーを増やすと1人あたり月$20(約3,220円)が積み上がります。
- クレジットは繰り越せます。 公式FAQによれば、月額プランの未使用クレジットは翌月まで繰り越し、年額プランは年次更新日まで蓄積。ただし解約後は繰り越されず、サブスクリプションが有効でない場合は前サイクル分が失効します。無料枠が当日で消えるタイプのサービスと比べると、この点は素直です。
なお、この記事の円換算は当サイト共通の 1ドル=161円 を使っています。参考までに、2026年7月27日 04:45 UTC 時点の実勢(xe.com のミッドマーケットレート)は 1ドル=約163.59円 でした。実際の請求は本記事の円換算より1〜2%ほど高く出る可能性があります。ドル建て課金のため、円安が進めば請求額も連動して増えます。
【本記事の核心】クレジット単価はアバターエンジンで6.7倍変わる
ここが HeyGen の料金でいちばん誤解されている部分です。「月600クレジット」という表示だけでは、何分作れるのか決まりません。
公式の日本語料金ページのFAQは、クレジット消費レートを次のように明記しています(2026年7月27日確認)。
| 用途 | 公式が明記している消費レート |
|---|---|
| スタジオ動画(アバターIII) | 1分あたり3クレジット |
| スタジオ動画(アバターIV/V) | 1分あたり20クレジット |
| 動画翻訳(リップシンクなし・音声吹き替え) | 1分あたり2クレジット |
| 動画翻訳(フル・リップシンクあり) | 1分あたり5クレジット |
| ビデオエージェント | 1分あたり20クレジット |
アバターIII と アバターIV/V の差は 3対20、つまり約6.7倍です。ここから、プランごとの「作れる分数」と「1分あたりの実質単価」を計算できます。
実質単価表(1ドル=161円換算・2026年7月27日)
| プラン(月額) | アバターIII基準 | アバターIV/V基準 | 動画翻訳(リップシンクあり)基準 |
|---|---|---|---|
| クリエイター 月払い(約4,669円・600cr) | 200分 → 約23円/分 | 30分 → 約156円/分 | 120分 → 約39円/分 |
| クリエイター 年払い(約3,864円・600cr) | 200分 → 約19円/分 | 30分 → 約129円/分 | 120分 → 約32円/分 |
| プロ 月払い(約7,889円・1,000cr) | 約333分 → 約24円/分 | 50分 → 約158円/分 | 200分 → 約39円/分 |
| ビジネス 月払い1席(約23,989円・1,500cr) | 500分 → 約48円/分 | 75分 → 約320円/分 | 300分 → 約80円/分 |
この表から読み取れることが3つあります。
① 単価を決めているのはプランではなくエンジンです。 クリエイター月払いで見ると、アバターIII なら約23円/分、アバターIV/V なら約156円/分。同じ4,669円を払っていても、選ぶエンジン次第で単価が6.7倍動きます。プランを1段上げるより、エンジンの使い分けのほうが金額へのインパクトが大きい、という珍しい料金構造です。
② クリエイターとプロは、1分単価がほぼ同じです。 アバターIV/V基準で約156円/分 対 約158円/分。プロを選ぶ理由は「1分あたりが安くなるから」ではありません。4K書き出し、より高速な処理、すべての高度なAIモデルへのアクセス、そしてクレジット枠を上へ拡張できること——この4点のために払う差額だと考えるのが正確です。
③ ビジネスは1分単価では割高になります。 アバターIV/V基準で約320円/分。クリエイター月払い(約156円/分)の約2倍です。これは席課金+チーム機能の料金なので当然で、ビジネスは「量を安くする」プランではなく「SAML/SSO・ワークスペース共同編集・SCORM書き出し・LMS連携・Zapier や Make との連携を買う」プランだと理解してください。1人で大量に作りたいだけなら、プロの上位ティアを検討したほうが筋が通ります。
クレジット制の料金がなぜ比較しづらいのか、その一般的な構造は 動画生成AIの料金相場——クレジット制の罠と実質単価の見方 に整理しています。HeyGen 以外も同じ物差しで見たい方はそちらもどうぞ。
※ 実測後に更新します(2026-07-27 時点で未検証):アバターIII とアバターIV/V を同一原稿で各1分生成し、実際のクレジット減少量が公式表記(3/20クレジット/分)と一致するか、および生成待ち時間は、当サイトではまだ計測していません。上記のレートはすべて公式表記にもとづく数値です。
日本語対応——サイトは日本語、請求はドル、規約は英語
「HeyGen は日本語対応していますか」という質問は、実は4つの別々の質問に分かれます。2026年7月27日時点で確認できた範囲を、混ぜずに並べます。
| 項目 | 2026年7月27日時点の状況 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 公式サイト・料金ページのUI | 日本語版あり(/ja-jp 配下) | 言語切替メニューに「日本語」(コード ja-jp)が存在。日本語料金ページのHTML言語属性も ja-jp |
| 価格の通貨表示 | ドル建てのまま(円表示なし) | 日本語料金ページ上に円記号の表示は確認できず、$29/$49/$149 と表示 |
| 利用規約の言語 | 英語のみ | 日本語版URL(/ja-jp/terms)にアクセスすると英語版の /terms へ転送される |
| 音声・翻訳の日本語 | 対応(公式ヘルプに記載あり) | 公式ヘルプ「Voice: Languages We Support」に “Japanese (Japan)” の記載 |
言語数そのものは、無料プランが「30以上の言語」、クリエイター以上が「175以上の言語と方言」と料金ページに明記されています。
ここで注意したいのは、「公式サイトが日本語」と「編集画面(アプリ内)が日本語」は別物だという点です。本記事で確認できたのはマーケティングサイトと料金ページまでで、ログイン後の動画エディタが日本語表示になるかは未ログインのため確認できていません。ここは正直に未確認とします。
※ 実測後に更新します(2026-07-27 時点で未検証):ログイン後の動画エディタ(app.heygen.com)に日本語UI設定があるかどうかは、当サイトで未ログインのため確認できていません。判明しだい本節を更新します。
「日本語UI」と「日本語プロンプト(入力言語)」を混同すると必ず選定を誤ります。主要サービスをこの2軸で分けた一覧は 動画生成AIの日本語対応まとめ——日本語UIと日本語プロンプトは別物です にあります。
商用利用条件——無料プランは規約で明確に禁止
ここは公式の利用規約(英語、Effective as of March 6, 2025/Last Updated: July 23, 2026)の原文で確認しました。「たぶんダメ」ではなく、条項として書かれています。
無料プラン:個人・非商用・社内評価目的のみ
規約の第4節「License to your Content (For Users in the Free Plan)」には、次のようにあります。
“you own all rights in your User Input but you are granted a limited, non-exclusive, non-transferable, revocable license to your User Output solely for personal, non-commercial, and internal evaluation purposes. User Output generated under a Free Plan may not be sold, sublicensed, redistributed, monetized, or used in connection with commercial activities, advertising, client work, revenue-generating product or any other services.”
要点を日本語で整理すると、無料プランのユーザーは入力素材(User Input)の権利は持つものの、出力(User Output)については「個人的・非商用・社内評価目的に限る」限定ライセンスしか与えられません。そのうえで、販売・サブライセンス・再配布・収益化・商用活動・広告・クライアント案件・収益を生む製品やサービスへの利用が、名指しで禁止されています。
「無料プランで作った動画を YouTube の収益化チャンネルに上げる」「無料で作って納品する」は、この条項に照らして成立しません。
有料プラン:出力の権利は利用者側、商用利用も原則制限されない
規約の第3節「License to Your Content (For Users In the Creator, Pro and Business Plans)」は、有料プランを別扱いにしています。
“As between HeyGen and you, you own all rights in your User Input or User Output, and does not restrict your ability to use User Output for your own purposes (including for commercial purposes), except in the case of termination as specified below, and expressly disclaims any liability arising from your use of any User Output for a commercial purpose.”
つまり クリエイター以上の有料プランでは、出力の権利は利用者側にあり、商用目的を含む自分の用途での利用が制限されません。ただし条文には2つの留保が付いています。ひとつは引用中の “except in the case of termination as specified below”——契約が終了した場合はこの限りではないという例外で、その中身は次の「契約前に押さえておきたい、商用利用に効く条項が3つ」の2番目にあたります。もうひとつは、商用利用に起因する責任は HeyGen 側が明示的に否認していること。「使ってよい」ことと「何かあったときに守ってもらえる」ことは別、というのが規約上の建て付けです。
契約前に押さえておきたい、商用利用に効く条項が3つ
商用で使うなら、料金表よりこちらのほうが重要かもしれません。いずれも同じ規約の原文にある内容です。
- AI生成であることの開示義務。 出力を他者に配布する場合、適用法が要求する範囲で「AI技術を使って作られたものだ」と能動的に開示しなければならない、と定められています(原文 “you must proactively disclose that such User Output was created using artificial intelligence technologies so as not to mislead others of its origin”)。広告や商品説明の動画に使うなら、この開示をどこに置くかを先に決めておくのが安全です。
- 規約違反で契約を終了された場合、手元の出力物を削除する義務が生じます。 第5節に、HeyGen が規約違反を理由に終了させたときは「Outputs およびサービスから取得した素材の使用を中止し、電子・印刷を問わず削除しなければならない」とあります。納品済み素材にまで波及し得る条項なので、商用案件では規約の遵守がそのまま納品物のリスク管理になります。
- 他人の顔を同意なくアップロードすることは禁止です。 「本人の同意なく個人の画像をサービスへアップロードすること」がプライバシー・パブリシティ権侵害として明示的に禁止され、権限のないなりすましも別途禁止されています。アバター系ツールで最も事故が起きやすいのがここです。
このほか、無料プランは6か月間まったく利用がないとアカウントが削除され得る(第23節)ことも明記されています。「無料でアバターだけ作って寝かせておく」使い方は想定されていません。
なお、規約に日本語版はなく、準拠する紛争解決手続きも米国カリフォルニア州(ロサンゼルス郡)を前提とした仲裁条項・集団訴訟放棄条項が置かれています。大きな商用案件で使う前には、契約時点の英語原文を確認するのが確実です。
各社の商用ライセンス条件を横並びで見たい場合は 商用利用できる動画生成AIまとめ にまとめてあります。「ツールが商用OK」と「出力物が誰の権利も侵していない」が別問題である点も、そちらで詳しく扱っています。
無料プランで実際にできること・できないこと
契約前に試す範囲を整理します(2026年7月27日、公式日本語料金ページ確認)。
できること
- クレジットカード登録なしで開始できる
- 月3本の動画を作成できる
- 1本あたり最長1分
- Avatar IV とビデオエージェントへのアクセス(制限付きトライアルとして)
- 500以上のストック・デジタルツイン、1体のカスタム・デジタルツイン
- 30以上の言語
できないこと
- ウォーターマークの削除(有料プランの機能として明示)
- 商用利用(前述のとおり規約で禁止)
- クレジットの繰り越し(クレジット付与自体が有料プランの仕組み)
- 1分を超える動画、30分尺の動画
ここで、公式の中で表記が割れている箇所が2つあります(いずれも2026年7月27日確認)。
- 無料で作れる本数:日本語の料金ページは「月3本」と明記していますが、英語版ヘルプセンター「HeyGen Credit-Based Pricing Plans Explained」には “1–3 free videos, depending on your region”(地域によって1〜3本)とあります。日本から利用した場合に必ず3本なのかは、実アカウントで確認するまで断定を避けます。
- 無料プランの書き出し解像度:日本語の料金ページは無料プランに「最大1080Pまで」と記載する一方、同じ英語版ヘルプは無料プランの出力を “720p video sharing link” と説明しています。公式ドキュメント間で1080Pと720pに割れている状態で、どちらが実際の出力かは、これも実アカウントで確認するまで断定を避けます。
※ 実測後に更新します(2026-07-27 時点で未検証):①実際に付与される無料動画本数 ②無料出力の書き出し解像度(上記のとおり公式ドキュメント間で1080Pと720pの記載が食い違っています)③ウォーターマークの位置と大きさ ——この3点は日本のIP・日本語環境での実測が必要で、当サイトではまだ検証していません。
無料枠だけで各社を比べたい方は AI動画生成は無料でどこまでできる?主要サービスの無料枠を比較 もあわせてどうぞ。
Vidnoz との使い分け——アバター系2本立ての選び方
HeyGen と同じ「AIアバター(しゃべる人物動画)」の領域で、日本語圏でよく比較されるのが Vidnoz です。当サイトでは Vidnoz AI の評判・料金・安全性 を別途検証しています。両者は同じカテゴリですが、料金の設計思想がはっきり違います。
| 観点 | HeyGen(2026年7月27日確認) | Vidnoz(2026年7月12日確認) |
|---|---|---|
| 無料枠の型 | 月3本・1本最長1分(月単位) | 毎日30クレジット付与=約1分ぶん・24時間で失効(毎日リセット) |
| 無料の商用利用 | 不可(規約に明文の禁止条項) | 不可(透かしあり) |
| 有料の入口 | クリエイター $29/月(年払い月額換算 $24) | Starter $26.99/月(年払い $19.99) |
| 入口プランの生成量 | 600クレジット=アバターIII基準200分/アバターIV基準30分 | 約15分/月(標準レート換算) |
| 入口プランの1分単価 | 約23円(アバターIII)〜約156円(アバターIV) | 約290円(月払い)/約215円(年払い) |
| 1本あたり最長 | 30分(クリエイター) | 60分(Starter) |
| 書き出し解像度 | 1080p(クリエイター)/4K(プロ以上) | 1080p(Starter) |
| チーム・研修用途 | ビジネスで SCORM書き出し・LMS連携・SAML/SSO | Enterprise は個別見積もり |
この表の読み方には注意が必要です。 1分単価は両社の公式クレジットレートから機械的に計算した数字で、比較の前提が完全にそろっているわけではありません。HeyGen 側はエンジン選択で単価が6.7倍動き、Vidnoz 側も表情の動きが大きいモードで消費が増えます。「同じ品質のものが何円で作れるか」の比較ではなく、「公式表示どおりに使ったときの理論上の単価」の比較として見てください。当サイトは主観的な出来ばえの評価をこの記事では行いません。
そのうえで、金額と仕様から言える切り分けはこうです。
- 毎日少しずつ触り続けたい → 毎日リセット型の無料枠を持つ Vidnoz。HeyGen の無料枠は月3本で、試用というより「動作確認」の分量です。
- ナレーション動画を分数で稼ぎたい・4K書き出しが要る → HeyGen。アバターIII基準ならクリエイターで月200分、4K はプロ以上で対応します(Vidnoz の Starter は1080pまで)。
- 社内研修・eラーニングに載せたい → SCORM書き出しと LMS 連携がプラン機能として明記されている HeyGen のビジネス。
- 1本60分の長尺を1本で作りたい → クリエイター相当の価格帯では Vidnoz の Starter が60分、HeyGen のクリエイターは30分です。
なお、どちらもアバター特化のツールです。風景や物語のような自由な映像を生成したいなら、そもそもカテゴリが違います。用途別の全体像は当サイトのハブ 動画生成AIおすすめ比較 に、Seedance 系モデルを日本から使う入口は Seedance 2.0 とは?日本から使えるサイトまとめ にまとめています。Seedance に特化して深掘りしたい場合は、専門サイトの seedancetips.com も参考になります(英語)。
HeyGen が向いている人・向いていない人
金額と公式仕様から判断できる範囲でまとめます。
向いている人
- ナレーション主体の動画を月に数十分〜数百分作る人:アバターIII基準ならクリエイターで月200分・約23円/分と、分数単価はかなり低く出ます。
- 多言語で同じ内容を展開したい人:クリエイター以上で175以上の言語と方言。動画翻訳は音声吹き替えなら1分2クレジット(クリエイターで月300分ぶん)で、翻訳用途の単価は特に低くなります。
- 社内研修・eラーニングを内製したい組織:SCORM書き出し、LMS連携、SAML/SSO、ワークスペース共同編集がビジネスプランの機能として明記されています。4K書き出しが要件ならプロ以上で対応します。
向いていない人
- 無料の範囲で仕事の動画を作りたい人:規約で明確に禁止されており、この用途では最初から成立しません。
- 円建てで経費を固定したい人:請求はドル建てで、円安局面では請求額が膨らみます。日本語ページでも価格表示はドルのままでした。
- 毎日たくさん無料で触りたい人/自由な映像生成がしたい人:無料枠は月3本、そして HeyGen はアバター(トーキングヘッド)特化です。
- 英語の規約を読みたくない人:利用規約に日本語版がなく、商用で使うなら英語原文の確認が前提になります。
よくある質問
Q1. HeyGen の無料プランで作った動画を、収益化しているチャンネルに投稿できますか?
できません。 利用規約の第4節で、無料プランの出力は「個人的・非商用・社内評価目的に限る」限定ライセンスとされ、収益化(monetized)や商用活動での利用が名指しで禁止されています(2026年7月27日確認)。収益化を伴う利用にはクリエイター以上の有料プランが必要です。
Q2. 月600クレジットで何分の動画が作れますか?
使うアバターエンジンによって30分にも200分にもなります。 公式FAQのレートは、アバターIII が1分あたり3クレジット(600クレジットで200分)、アバターIV/V が1分あたり20クレジット(600クレジットで30分)。ビデオエージェントも1分20クレジットです。動画翻訳は音声吹き替えのみなら1分2クレジット(300分ぶん)、リップシンクありのフル翻訳で1分5クレジット(120分ぶん)です。
Q3. HeyGen は日本語に対応していますか?
公式サイトと料金ページには日本語版があり、音声も日本語に対応しています(公式ヘルプの対応言語一覧に “Japanese (Japan)” の記載)。ただし価格表示はドルのままで、利用規約の日本語版はありません(日本語URLへアクセスすると英語版へ転送されます)。ログイン後の動画エディタが日本語表示になるかは、本記事では未確認です。
Q4. クレジットは翌月に繰り越せますか?
繰り越せます。 公式FAQによれば、月額プランの未使用クレジットは翌月まで繰り越し、年額プランは年次更新日まで蓄積されます。ただし解約するとクレジットは繰り越されず、サブスクリプションが有効でない状態では前サイクルのクレジットが失効します。
Q5. プロプランはクリエイタープランより「お得」ですか?
1分あたりの単価では、ほぼ同じです。 アバターIV/V基準で、クリエイター月払いが約156円/分、プロ月払いが約158円/分(1ドル=161円換算)。プロの価値は単価ではなく、4K書き出し・より高速な処理・すべての高度なAIモデルへのアクセス・クレジット枠を月10万クレジットまで拡張できる点にあります。
Q6. ビジネスプランは1人でも契約できますか?
料金ページ上、$149は「1席目」の料金として提示され、追加メンバーは1人あたり月$20です。したがって1席のみでの契約も表示上は成立しますが、1分単価はクリエイターの約2倍(アバターIV基準で約320円/分)になります。1人利用でクレジット量を増やしたいだけなら、プロの上位ティアと比較するのが合理的です。
まとめ
2026年7月27日時点の HeyGen を、公式表示と規約原文だけで整理すると次のとおりです。
- プランは Free/クリエイター $29/プロ $49〜/ビジネス $149+1席$20/エンタープライズ。月間クレジットは 600/1,000/1,500。
- 単価を決めるのはプランではなくアバターエンジン。アバターIII は1分3クレジット、アバターIV/V は1分20クレジットで、約6.7倍の開きがあります。
- 1ドル=161円換算の実質単価は、クリエイター月払いでアバターIII基準 約23円/分、アバターIV/V基準 約156円/分。クリエイターとプロの1分単価はほぼ同じで、ビジネスは約2倍です。
- 無料プランの出力は規約で商用利用が明確に禁止。有料プランでは出力の権利が利用者側にあり、商用利用も制限されません(ただし責任は否認)。
- 日本語対応はサイト=日本語/請求=ドル/規約=英語というまだら模様。AI生成物の開示義務条項がある点も、商用利用者は先に確認しておく価値があります。
料金も規約も改定されます(現行規約の最終更新は2026年7月23日でした)。契約直前に、公式の料金ページ と利用規約をその場でもう一度ご確認ください。
(価格・仕様・規約は2026年7月27日確認。改定される場合があるため、契約前に公式ページの最新表示を必ずご確認ください。)