本記事にはプロモーションを含む場合があります。価格・仕様は 2026年8月11日時点 で公式ページを直接確認した情報です。契約前に必ず公式ページの最新表示をご確認ください。

先に結論からお伝えします。NoLang(ノーラング)は、Runway や Kling のような映像素材そのものを作るAIではありません。テキスト・PDF・音声・動画といった手持ちの素材から、台本・読み上げ音声・テロップ・アバターを組み立てて解説動画を1本に仕上げるAIです。料金は無料プランが0円、有料は Standard 月額2,980円(毎月2,000クレジット)と Premium 月額7,980円(毎月7,000クレジット)の2段構成。年額払いなら10%割引で 2,680円/7,180円です(2026年8月11日に公式料金ページで確認)。

見落とされやすいのが商用利用の条件です。公式トップには「商用利用OK」と大きく書かれていますが、FAQ を読むと生成した動画にはCC-BY-SA ライセンスに基づくコピーライト表記が必須だと分かります。

※ 実測後に更新します(2026年8月11日時点で未検証)。本記事は公式ページ・公式FAQ・利用規約の当日実査にもとづく事実整理です。日本語音声の自然さ、テロップの読みやすさ、アバターの動きといった品質面の評価は実測後に追記します。現時点で本記事に品質の評価は含まれていません。

NoLang とは——素材を作るのではなく、解説動画を組み立てるAI

本サイトで扱っている 動画生成AIの比較 の多くは、プロンプトから存在しなかった映像クリップを作り出すタイプです。人物が歩く、水面が揺れるといった「素材」を生む道具にあたります。

NoLang が担当するのは別の軸です。公式が挙げる入力方式は「テキストから生成」「資料から生成」「音声から生成」「動画から生成」の4つ(公式FAQ、2026年8月11日確認)。すでに手元にある情報を動画の形に変換するのが役割で、映像素材を無から作るのが役割ではありません。公式が並べる用途例も、研修動画・マニュアル・IR動画・採用向け会社紹介・商品紹介・社内報という情報系のラインナップです(公式トップの動画事例 CASE 01〜09)。

もうひとつの構造的な違いが生成後に編集できる点です。公式トップは「生成後も自由に編集可能」と明記し、FAQ でも編集機能でスクリプト・音声・スタイル・画像を修正できると説明しています。映像素材を作るタイプは気に入らなければ生成し直す——つまりクレジットを再消費する——のに対し、NoLang は完成後に部分修正できる設計です。

NoLang の使い方——4つの入力方式と生成後の調整

使い方は「何を入れるか」を選ぶところから始まります。以下は2026年8月11日に公式FAQで確認した内容です。

入力方式受け付けるもの生成モード
テキストから生成文章の入力「質問・指示」または「台本」
資料から生成PDF・PPTX ファイル「プレゼン」「要約」「分析」
音声から生成WAV・MP3 ファイル文字起こし/音声に合わせてアバターが話す
動画から生成MP4 ファイル動画内の文字起こし/音声に合わせてアバターが話す

「質問・指示」はAIに任せるモード、「台本」は入力した文章がそのまま読み上げられるモードです。原稿を自分で書ける人は「台本」を選べば内容のブレを抑えられます。

ここで1点、誤解されがちな仕様があります。URL を貼り付けて Web ページを動画化する機能はありません。公式FAQ は「URL を入力して Web ページの内容を動画に変換することはできません」と明記し、Web ページを扱う場合は Chrome拡張機能を使う導線を案内しています。

生成後の調整もひととおり可能です。横型は16:9、縦型は9:16で、縦横比は作成後でも編集画面から変更できます。フォント・背景動画・テロップベース、読み上げボイスも変更できますが、「音声から生成」「動画から生成」で作った動画はボイス変更と読み方修正ができません

なおモバイルアプリは提供されていません(公式FAQ「現在はモバイルアプリはありませんが実装を検討中です」)。加えてモバイル版では動画の編集・ダウンロード、アバターのアップロードが使えず、これらはPC専用です。

料金プラン早見表【2026年8月11日 公式ページ実査】

公式料金ページの「月額プラン」表示をそのまま整理したものが以下です。日本のサービスなので価格はすべて円建てで、ドル換算は発生しません。

プラン月額払い年額払い時の月あたり毎月のクレジット1分動画の生成回数(目安)
Free0円0クレジット3回
Standard2,980円2,680円2,000クレジット50回/月
Premium7,980円7,180円7,000クレジット175回/月
Businessお問い合わせお問い合わせカスタムクレジット

年額払いは公式ページ上で「10%割引」と表示されています。生成回数はいずれも公式表記の「目安」です。なお公式の比較表では Standard・Premium の回数に「/月」が付く一方、Free の「3回」には期間の表記がありません。無料枠が月ごとに回復するかは公式サイトに明記なし(2026年8月11日時点)です。

有料プランで解放される主な機能は次のとおりです(公式料金ページのプラン比較表より)。

  • Standard 以上:透かしの削除/スライド生成(月20ページ目安)と編集・ダウンロード/画像生成AIの利用/キャラクターアバターの作成/動画の言語変換/生成した動画を無期限に視聴・編集・ダウンロード/NoLang API の利用
  • Premium 以上:スライド生成が月70ページ目安に拡大/リアルアバター付き動画の生成/Live2Dアバターを2体までアップロード/SNS自動投稿(YouTube・Instagram・TikTok ほか)
  • Business:オリジナルアバターの作成/スライドの PPTX ダウンロード/Live2Dアバターを無制限にアップロード(法人プランのページから問い合わせ)

クレジットの扱いには有利な点と不利な点が両方あります(いずれも公式FAQ、2026年8月11日確認)。

  • 有利:有料プランを継続する限り、前月の残りクレジットは更新日に引き継がれます。月内に使い切る前提のサービスが多いなか、実質的な値引きに近い仕様です。
  • 有利:生成や編集がエラーで失敗した場合、使用したクレジットは自動で返還されます(通常20分以内)。
  • 不利:解約するとプラン終了日に残りクレジットは全て失効し、再登録しても復活しません。
  • 注意:クレジットの回復はプラン登録日を基準に1ヶ月ごとで、月初リセットではありません。

【算数タイム】1クレジット・1本あたりいくらか

見かけの月額ではなく単価に直します。計算式は「月額 ÷ 毎月のクレジット」と「月額 ÷ 1分動画の生成回数(公式の目安)」です。

プラン・支払い方法1クレジットあたり1分動画1本あたり(目安)
Standard 月額払い(2,980円・2,000cr・50回)約1.49円約60円
Standard 年額払い(2,680円・2,000cr・50回)約1.34円約54円
Premium 月額払い(7,980円・7,000cr・175回)約1.14円約46円
Premium 年額払い(7,180円・7,000cr・175回)約1.03円約41円

読み取れることは2つです。第一に、上位プランほど単価が安くなる素直な設計になっています。海外の動画生成AIでよくある「最安プランの単価がいちばん割高」という逆転は起きていません。第二に、年額払いの割引幅は単価差としては小さいという点です。Standard 月額払いと Premium 年額払いの差は1本あたり約19円で、月に数本しか作らないなら年額に縛られる意味はほとんどありません(動画生成AIの料金相場と並べると位置が見えます)。

ただしこの単価は公式の「目安」を前提にした理論値です。スライド生成や画像生成AIの利用でもクレジットを消費するため、予算は厚めに見てください。

無料プランでどこまでできるか——2週間の壁

無料プランは0円で、公式料金ページの機能一覧を見るかぎり機能の種類自体は広く開いています。縦型ショートの生成、対話形式動画、PDF・PPTX からの生成、台本からの生成、音声ファイルからの文字起こし生成、PSD・Live2Dアバター付き動画の生成、Chrome拡張によるWebサイト要約、そして動画編集は無制限——ここまでが無料枠です。

一方で外せない制約が2つあります。ひとつは透かしが入ること(「透かしの削除」は Standard 以上の機能として公式比較表に記載)。もうひとつは生成した動画が2週間で触れなくなることです。公式FAQ は「無料プランの場合、2週間経過後、視聴・編集・ダウンロードはできなくなります」と明記しています。有料プランに加入すれば過去の全動画に再びアクセスできますが、有料から無料に戻った時点で再び扱えなくなります。

つまり無料プランは動画を資産として貯める用途には向かず、相性を確かめるための試用枠と考えるのが正確です(無料で使えるAI動画生成の比較もあわせてどうぞ)。

商用利用の条件——「商用OK」の中身を規約で確認する

公式トップには「作成したすべての動画は商用利用可能」「規約の懸念なし」と書かれていますが、無条件ではありません。以下はすべて2026年8月11日に利用規約(個人プラン)(2026/3/30改訂)と公式FAQ を直接読んで確認した内容です。

生成物の権利は利用者に帰属します。規約 第17条(知的財産権及び使用許諾)第1項に「生成コンテンツ及び生成スライドに関する知的財産権は利用者に帰属するものとします」と定められています。同条第10項は商用利用を含め自由に二次利用できると定める一方、運営会社が合理的な判断により中止・差止めを求めることができるとも定めています。

コピーライト表記が実務上の必須条件です。公式FAQ「作成した動画を商用目的で使用してもよいですか?」の回答は、通常の動画については CC-BY-SA ライセンスで、動画ページのコピーライトをコピーして明記すれば商用利用が可能、というものです。規約 第17条第7項も、生成時点で動画ページの「コピーライト」欄に示される指定ライセンス(CC BY-SA、CC BY など)に基づく提供への同意を求めています。YouTube・TikTok・Instagram など他媒体へ投稿する際も概要欄等への記載が必須です。公式が示す記載例は「動画生成:NoLang (no-lang.com)」に読み上げ音声(VOICEVOX の話者名)を続ける形式です。

Chrome拡張で作った Web ページ要約動画は別扱いです。FAQ は元記事の権利関係を理由に、商用利用や別媒体への投稿を控えるよう依頼しています。

公開設定の動画は運営会社にも利用されます。規約 第17条第8項により、「動画公開設定: 公開」で作成した生成コンテンツについて、運営会社は複製・編集・公衆送信・第三者への利用許諾を含む非独占的な利用権を無償で得ます。社外に出せない内容を扱うときは公開設定を必ず確認してください。

Live2Dアバターには売上2,000万円の線引きがあります。規約末尾の「アバターの利用規約」に、Live2D Cubism SDK を含むため、アプリケーションを事業の主たる要素として用いる場合で年間売上が2,000万円を超えるときは、株式会社Live2D との別途出版許諾契約とライセンス費の支払いが必要と書かれています。VTuber配信事業などが該当し、商品宣伝動画の配信は含まないと注記されています。

返金は規約上ありません。第7条第5項は料金の返金を行わないと定め、第6項は日割り計算をしないと定めています。解約は 第14条により「いつでも通知することにより」可能で、FAQ も現在のプラン期間の満了日をもって自動解約されると説明しています。ただし 第23条第1項には「最短有効期間は3ヶ月とします」という記載もあり、月額プランにこの3ヶ月がどう適用されるかは公式サイトに明記なし(2026年8月11日時点)です(商用利用の考え方は AI動画の商用利用ガイドで整理しています)。

「日本語ネイティブ」であることの実際の差

日本発であることが具体的に何をもたらすのか、確認できた事実だけを挙げます。

円建てで課金されること。料金ページの表示は0円・2,980円・7,980円とすべて円です。海外サービスはドル建てが基本で、本サイトでは1ドル=161円で換算していますが、NoLang にはその換算も為替変動も入り込みません。

規約・FAQ・サポートまで日本語で完結すること。利用規約も公式FAQ も日本語が原文で、問い合わせ窓口は個人プラン([email protected])と法人プラン([email protected])に分かれています。さらに規約 第28条で準拠法は日本法、専属的合意管轄は東京地方裁判所・東京簡易裁判所と定められています。トラブル時の前提が国内で閉じている点は、海外サービスにはない条件です。

読み上げ音声に VOICEVOX が使われていること。公式FAQ が示すコピーライトの記載例に「VOICEVOX:四国めたん」「VOICEVOX:満別花丸」と話者名が並んでおり、日本語の読み上げを前提とした音声資産が組み込まれていることが確認できます。

一方で過大評価してはいけない点もあります。対応言語は日本語と英語のみです。公式FAQ の回答は「英語にも対応しております。その他の言語については検討中です」でした。また公式トップの「JAPAN’S NO.1 AI VIDEO TOOL」「TOTAL USERS 15万+(※2025/11時点)」は運営会社の自社表明であり、第三者による検証データではありません。日本語UIを備えた他ツールとの並びは 日本語対応の動画生成AI比較で確認できます。

向いている人・向いていない人

向いているのは、社内研修・マニュアル・IR・商品紹介など情報を伝える動画を量産したい人、PDF や PPTX の資料がすでにある人、円建て・日本語サポート・国内準拠法という条件を優先する人、そして生成後に細かく直したい人です(編集回数は全プラン無制限)。

向いていないのは、映像素材そのものを作りたい人、日本語・英語以外で配信したい人、スマホだけで完結させたい人(編集とダウンロードはPC専用)、コピーライト表記を入れたくない人です。

よくある質問

Q1. NoLang は無料でどこまで使えますか?

無料プランは0円で、公式料金ページ上は動画生成が「3回」と表示されています。縦型ショートや PDF/PPTX からの生成といった機能自体は無料でも使えますが、透かしが入り、生成した動画は2週間で視聴・編集・ダウンロードができなくなります(公式FAQ、2026年8月11日確認)。

Q2. URL を貼るだけで Web ページを動画にできますか?

できません。公式FAQ は「URL を入力して Web ページの内容を動画に変換することはできません」と明記しており、Web ページを扱う場合は Chrome拡張機能を使う導線が案内されています。ただし Chrome拡張で作った要約動画は、商用利用や別媒体への投稿を控えるよう FAQ で依頼されています。

Q3. 余ったクレジットは翌月に繰り越せますか?

繰り越せます。公式FAQ は、有料プランを継続する限り前月の残りクレジットは更新日に引き継がれると回答しています。ただし解約するとプラン終了日に全て失効し、再登録しても復活しません(決済失敗による自動解約の場合は失効せず、再登録で復活します)。

Q4. 作った動画は商用利用してよいですか?

通常の動画については、CC-BY-SA ライセンスに基づき動画ページのコピーライトを明記すれば商用利用が可能です(公式FAQ)。他媒体へ投稿する際も概要欄等への記載が必須です。規約 第17条第1項で生成コンテンツの権利は利用者に帰属しますが、同条第10項により運営会社が二次利用の中止を求められる点は押さえておいてください。

Q5. 日本語以外の言語にも対応していますか?

英語のみ対応しています。公式FAQ の回答は「英語にも対応しております。その他の言語については検討中です」でした(2026年8月11日確認)。

まとめ

  • NoLang は映像素材を作るAIではなく、手持ちの情報から解説動画を組み立てるAI。研修・マニュアル・IR・商品紹介といった情報系の用途に設計が合っています。
  • 料金は円建てで Free 0円/Standard 2,980円/Premium 7,980円、年額払いは10%割引(2,680円/7,180円)。最安は Premium 年額払いで1分動画1本あたり約41円です。
  • 未使用クレジットは繰り越せますが、解約すると全て失効。返金は規約上行われません。
  • 商用利用にはCC-BY-SA のコピーライト表記が必須。公開設定の動画は運営会社にも利用されます。
  • 対応言語は日本語と英語のみ。日本語ネイティブであることの価値は、円建て課金・日本語規約・国内サポート・日本法準拠という形で現れます。

まずは無料枠で相性を確かめるのが安全な順序です。入口は NoLang 公式サイトから確認できます。

(価格・仕様・規約は2026年8月11日に公式ページで確認。改定される場合があるため、契約前に公式ページの最新表示をご確認ください。)