本記事にはプロモーションを含む場合があります。価格・仕様は 2026年7月25日時点 で公式ページ(pika.art/App Store 日本ストア)で確認した内容です。料金は改定されることがあるため、契約前に必ず公式の最新表示をご確認ください。

「Pika(ピカ)の料金はいくら?無料でどこまで使える?仕事の動画に使っていい?」——検索でここへ来た方が知りたいのは、たぶんこの3つです。この記事は、pika.art の料金ページと利用規約、そして App Store 日本ストアのアプリ内課金表示を同じ日に突き合わせて、公式が公示している情報だけで料金の全体像を組み立てます。生成結果の出来ばえの話は扱いません。あくまで「いくら払うと、何が使えるようになるのか」に絞ります。

先に結論——Pika の料金で引っかかるのは2か所だけ

長い比較の前に、先に結論を置きます。Pika の料金で判断を誤りやすいのは、次の2点です。

  1. 商用利用は Pro 以上。無料の Basic も、月額の安い Standard も商用不可です。 公式の料金ページで「Commercial use」にチェックが付くのは Pro と Fancy だけでした(2026年7月25日確認)。透かしなしダウンロードも同じく Pro 以上です。「安いプランで仕事に使う」は成立しません。
  2. 同じプラン名でも、Web で契約するかスマホアプリ内で契約するかで金額が違います。 しかも「アプリが常に高い」わけでも「アプリが常に安い」わけでもなく、プランと支払周期の組み合わせで高い側が入れ替わります。2026年7月25日時点の公示価格を円換算で並べると、アプリのほうが高いのは月払いの Standard と Fancy、アプリのほうが安いのは月払いの Pro・週払いの Standard と Pro・年払いの Standard と Pro でした(Fancy の週払いは Web に、Fancy の年払いはアプリに掲載がなく、比較できません。また月払いの Pro は App Store に5,000円と6,000円の2件が併存しており、6,000円側を提示された場合は Web が安くなります。詳細は後述)。

この2点さえ押さえれば、あとは使う量に合わせてプランを選ぶだけです。以下、公式表示を順に見ていきます。

Pika の料金プラン早見表【2026年7月25日 公式確認】

pika.art/pricing は「Pika has four plans」と明記しており、Basic(無料)/Standard/Pro/Fancy の4段階です。課金周期は Yearly(20%オフ)/Monthly/Weekly の3つが選べます。為替は当サイト共通の 1ドル=161円 で換算しました(概算です)。最新の表示額は公式の Pika 料金ページ で確認できます。

プラン年払い(実質月額)月払い月間クレジット透かしなしDL商用利用
Basic(無料)0円0円80
Standard$8(約1,288円)$10(約1,610円)700
Pro$28(約4,508円)$35(約5,635円)2,300
Fancy$76(約12,236円)$95(約15,295円)6,000

補足を4つ。

  1. 年払いは公式表記で20%オフです。年額に直すと Standard は $96、Pro は $336、Fancy は $912 になります。
  2. もらえるクレジット量は年払いでも月払いでも同じです。変わるのは支払い額だけ。
  3. クレジットの追加購入(ロールオーバー可)は Standard 以上のみ。追加パックは $10/375クレジット、$20/750クレジット、$30/1,125クレジットの3種類です(出所は Web/アプリのクレジット購入画面側の公式データで、料金ページ上には掲載されていません。2026年7月25日確認)。無料の Basic では買えません。
  4. 生成速度にも段差があり、公式の表記は Standard が「Fast generations」、Pro が「Faster generations」、Fancy が「Fastest generations」です。具体的な秒数は公示されていません。

なお料金ページ下部には「Upgrade, switch and cancel plan any time. VAT rate may be charged, depending on your country of residence.」という但し書きがあります。居住国によっては表示額に税が上乗せされます。

商用利用は Pro から——規約にも同じことが書いてある

料金表のチェックマークだけだと不安なので、利用規約(pika.art/terms-of-service、2026年7月25日確認)も当たりました。該当箇所は2か所あります。

Each Account may only be used by a single individual. The Service is for your personal, non-commercial use only, unless otherwise permitted by your subscription Plan, as described at https://pika.art/pricing.

Pika hereby grants you a limited, nonexclusive, nontransferable, nonsublicensable, revocable license to access and use the Service solely for your personal, noncommercial use—except where your subscription Plan expressly permits commercial use.

いずれも「原則は個人の非商用利用。プランが明示的に許可した場合だけ商用可」という書き方で、その「プラン」の中身は料金ページを見ろ、と誘導しています。そして料金ページ上で Commercial use にチェックが付くのは Pro と Fancy だけ——という順序で読むと、商用利用の入口は Pro(年払い $28/月・月払い $35)からという結論になります。

出力物の権利については、規約は別立てで次のように書いています。

Pika does not claim ownership of any Inputs you submit or Outputs generated through your use of the Service. As between you and Pika, you retain all interest in those Outputs.

「出力物の権利はユーザーに残る」ことと「そのプランで商用利用が許可されているか」は別問題です。権利が自分にあっても、非商用プランで作ったものを商用に回してよいことにはなりません。このあたりの考え方は 商用利用できる動画生成AIまとめ で他社と横並びにしているので、複数ツールを併用する方はそちらも合わせてどうぞ。

ちなみに運営会社は規約冒頭に明記されており、Mellis, Inc.(サービス提供ドメインは pika.art と pika.me)です。Web 側の決済代行は Stripe, Inc. と書かれています。

【本記事の核心】Web版とアプリ内課金は、同じプランでも値段が違う

ここからが本題です。Pika は iOS アプリ「Pika - AI Video」(販売元 Mellis, Inc.)を出していて、アプリ内課金の価格は円建てで別途設定されています。 日本の App Store が掲載しているアプリ内課金の表示(2026年7月25日確認)と、Web 側の表示を同じ表に並べると、こうなります。

プラン課金周期Web版(ドル建て)円換算(161円/ドル)アプリ内課金(円建て)
Standard$8.99約1,447円1,300円アプリが約147円安い
Standard$10約1,610円2,200円アプリが約590円高い
Standard$96約15,456円14,000円アプリが約1,456円安い
Pro$14.99約2,413円2,200円アプリが約213円安い
Pro$35約5,635円5,000円アプリが約635円安い
Pro$336約54,096円30,000円アプリが約24,096円安い
FancyWeb に該当プランなし7,000円―(比較不能)
Fancy$95約15,295円18,000円アプリが約2,705円高い
Fancy$912約146,832円(掲載なし)

差が特に大きいのは Pro の年払いです。Web の $336(約54,096円)に対し、App Store 掲載は30,000円。円換算で見ると約55%の水準です。逆にアプリのほうが高くなるのは月払いで、Standard がアプリで約1.37倍、Fancy が約1.18倍です。「アプリ内課金は一律に高い」も「アプリのほうが必ず安い」も、Pika には当てはまりません。

読むときの注意を4つ。

  • App Store の円価格は日本向けに設定された税込価格、Web のドル価格は税別で、公式の但し書きどおり居住国によって税が加算されます。厳密な等価比較ではありません。
  • Web をドル建てで契約した場合、実際に引き落とされる円額は決済日の為替とカード会社の手数料で毎月変動します。本記事の円換算はあくまで目安です。
  • Fancy の週払いは Web の料金ページに存在しません。 課金周期を Weekly に切り替えると出てくるカードは Basic・Standard・Pro の3枚だけで、Fancy のカードは表示されませんでした(2026年7月25日確認)。週払いで Fancy を選べるのは App Store 側の7,000円/週だけなので、この行はドル建てとの差を出せません。
  • App Store のアプリ内課金欄の掲載は10件で(うち1件は「Pro Yearly ¥30,000」の重複掲載)、Fancy の年払いは表示されていませんでした。 表の「掲載なし」は「存在しない」という意味ではありません。

なお App Store の同アプリには「Pro Monthly」が5,000円と6,000円の2件掲載されていました(価格の異なる別 SKU が併存している状態)。表には安い側の5,000円を採りましたが、実際にアプリ内で提示される金額は6,000円側の可能性もあるため、課金画面の金額をその場で必ず確認してください。 6,000円側だと Web の月払い($35=約5,635円)のほうが安くなり、高安の向きが逆転します。

週払いは「割高な代わりに短く切れる」プラン

課金周期トグルを Weekly に切り替えると、表示されるのは Basic・Standard・Pro の3枚で、週あたりのクレジットが分かります。Standard が175/週、Pro が575/週です(2026年7月25日確認)。Fancy の週払いは Web の料金ページには出てこないため、週あたりのクレジット数も公示されていません。 ここで注意したいのが、週払いは月払いより明確に割高だという点です。

App Store 掲載の円価格で、ほぼ同じクレジット量になるまで週払いを積んだ場合と月払いを比べます。

プラン週払い×4週そのクレジット量月払い同クレジット量週払いの倍率
Standard5,200円7002,200円700約2.4倍
Pro8,800円2,3005,000円2,300約1.8倍

注記が2つ。Fancy は Web に週払いの公示がなく、週あたりのクレジット数も分からないため、この比較からは外しました。また「4週=1ヶ月」は近似で、実際の1ヶ月は約4.35週です。その差の分だけ週払いは表の倍率よりさらに割高になります(Standard なら実質約2.6倍、Pro なら約1.9倍相当)。

週払いが向くのは「今週だけ使いたい」ケースだけです。翌月も触る予定があるなら、月払いのほうが素直に安くなります。クレジット制のこうした癖については 動画生成AIの料金相場——クレジット制の罠と実質単価の見方 で他社の事例も含めて整理しています。

クレジットは何に何点消費するのか【公式表】

Pika の料金ページには機能別のクレジット消費表が掲載されています。主要なものを転記します(いずれも2026年7月25日確認)。

テキスト→動画/画像→動画(Model 2.5)

解像度5秒10秒
480p12(無料プラン可)24
720p2040
1080p4080

その他の機能(5秒あたり)

機能消費クレジット
Pikaffects(画像→動画)15(無料プラン可)
Pikaffects(動画→動画)18
Pikascenes480p 20(無料プラン可)/720p 35/1080p 65
Pikadditions・Pikaswaps480p 20(無料プラン可)/720p 35/1080p 65
PikatwistsTurbo・720p 60(無料プラン可)/Pro・1080p 80
Pikaframes480p 12〜60(5秒の12のみ無料プラン可)/720p 20〜100/1080p 40〜200(長さで変動)
Pikaformance720p・3クレジット/秒

「無料プラン可」と付いていない行は、有料プラン専用という意味です。無料の Basic は解像度が480pに固定され、Pikaffects も画像→動画のみです。

Pikaframes については、公式ページの中で表示が食い違っています。クレジット消費表では480p・5秒(12クレジット)に「無料プラン可」のバッジが付く一方、同じページのプラン表では Basic の機能欄に Pikaframes が入っていません(Standard 以上の機能欄には入っています。いずれも2026年7月25日確認)。プラン表の記載を優先すれば、Basic では Pikaframes は対象外という読み方になります。実際に無料で使えるかは、アカウント側の表示で確かめてください。

実質単価——1080p・5秒を1本作るのに何円か

月額の安さではなく「1本いくらか」で見ると、順位が変わります。1080p・5秒=40クレジットを基準に、各プランの月間クレジットから作れる本数と1本単価を出しました(商用利用が必要なら Pro 以上が前提です)。

プラン・契約先実質月額1080p 5秒の本数/月実質単価(1本)
Standard・Web年払い約1,288円17.5本約74円(商用不可)
Standard・アプリ年払い約1,167円17.5本約67円(商用不可)
Standard・アプリ月払い2,200円17.5本約126円(商用不可)
Pro・アプリ年払い2,500円57.5本約43円
Pro・Web年払い約4,508円57.5本約78円
Pro・アプリ月払い5,000円57.5本約87円
Pro・Web月払い約5,635円57.5本約98円
Fancy・Web年払い約12,236円150本約82円
Fancy・アプリ月払い18,000円150本約120円

商用利用できる範囲で最も単価が低いのは、App Store の Pro 年払い(30,000円/年=約43円/本)でした。同じ Pro でも Web の月払いを選ぶと約98円/本になり、2倍以上の開きが出ます。プラン選びより先に「どこで契約するか」を決めたほうが効く、という珍しい構図です。

追加クレジットパック($10/375クレジット)で買い足す場合の単価も出しておくと、1クレジット約4.3円、1080p 5秒1本あたり約172円。月間クレジットを使い切ってからの買い足しは、上位プランへ移るより割高になりがちです。

無料の Basic でどこまでできるか

無料枠は 月80クレジット。1080p や10秒は選べないので、480p・5秒(12クレジット)で回すことになり、月に6本ほどが上限です。加えて次の制約があります。

  • 透かしなしダウンロード不可(公式表記で ✕)
  • 商用利用不可(同上)
  • 追加クレジットの購入不可(同上)
  • 解像度は480p固定、Pikaffects は画像→動画のみ、Pikaframes はプラン表上は対象外(前節のとおり公式表示が食い違っています)

Basic は「触って感触を確かめる」ための枠で、無料のまま運用に乗せる設計ではありません。無料枠の広さ自体を軸に選びたい方は AI動画生成は無料でどこまでできる?主要8サービスの無料枠を比較 のほうが目的に合うはずです。

契約前に押さえておきたい規約まわり

料金と直結する条項を規約から拾っておきます(2026年7月25日確認)。

  • 自動更新が既定。 「subscriptions automatically renew at the end of each billing cycle」と明記されています。止めるにはキャンセル操作が必要です。
  • 返金なしが原則。 「all subscription payments are non-refundable, and there are no refunds or credits for partially used periods」。使い残した期間の払い戻しはありません。
  • 解約は期末まで有効。 アカウント設定または [email protected] への連絡で、当該請求サイクルの終わりに解約が効きます。 途中で機能が止まるわけではありません。
  • 価格改定はありうる。 「Pika may modify the pricing or features of its Plans at any time」とあり、変更は原則として次の請求サイクルから適用されます。
  • アプリ内課金は App Store の規約にも従う旨が別条項で書かれています。アプリ経由で契約した場合、解約導線は Apple の「サブスクリプション」画面側になります。

Pika はどのあたりに置けるツールか

料金体系だけで見ると、Pika は「無料枠は薄いが、有料の実質単価は中庸」という位置です。無料で毎日補充される枠を厚く用意する PixVerse 系や、有料プランの段差が大きい Kling 系とは設計思想が違います。

よくある質問

Q1. Pika の無料プランで作った動画を YouTube に投稿してもいいですか?

収益化を伴う利用は Pro 以上のプランが必要です。公式料金ページで Commercial use にチェックが付くのは Pro と Fancy のみで、規約も「プランが明示的に許可した場合を除き非商用利用に限る」と定めています(2026年7月25日確認)。加えて無料プランは透かしなしダウンロードができません。

Q2. Web とアプリ、どちらで契約すべきですか?

2026年7月25日時点の公示価格で単純比較すると、Standard と Pro の週払い・年払いはアプリ内課金が安く、月払いは Standard と Fancy が Web、Pro はアプリが安くなります。 差が最大なのは Pro の年払いで、アプリ30,000円に対し Web は $336(約54,096円)です。 ただし App Store の円価格は税込・日本向け固定、Web はドル建てで為替と税が変動するため、契約時点の実表示額で必ず確認してください。

Q3. クレジットは翌月に繰り越せますか?

料金ページ上の該当項目は「Purchase more roll over video credits」で、追加購入したクレジットが繰り越し対象という書き方です。この項目は Standard 以上に付き、無料の Basic には付いていません。プラン付属の月間クレジット自体の繰り越し可否は公式ページ上で明示されていないため、断定は避けます。

Q4. Android アプリはありますか?

2026年7月25日時点で、Google Play を検索しても Mellis, Inc. 名義の公式 Pika アプリは確認できませんでした。 円建てのアプリ内課金が公式に確認できるのは iOS(App Store)のみです。Android 端末では Web 版(ドル建て)を使う形になります。

Q5. アプリの表示言語は日本語ですか?

App Store 日本ストアの掲載情報では、アプリ「Pika - AI Video」の対応言語は英語のみ(2026年7月25日確認、バージョン1.12.1/iOS 17以上)です。日本語UIは提供されていません。

まとめ

2026年7月25日時点の Pika の料金を、公式表示だけで整理すると次のとおりです。

  • プランは4段階(Basic 無料/Standard/Pro/Fancy)。月間クレジットは80/700/2,300/6,000。
  • 商用利用と透かしなしダウンロードは Pro 以上。 Standard は月額が安い代わりに、どちらも付きません。
  • Web版とアプリ内課金で金額が違い、方向も一定ではありません。 Pro 年払いはアプリが約55%の水準、Standard 月払いはアプリが約1.37倍。
  • 商用可の範囲で実質単価が最も低いのは App Store の Pro 年払いで、1080p・5秒1本あたり約43円。
  • 週払い(Standard・Pro)は4週換算で月払いの1.8〜2.4倍相当。短期利用に限った選択肢です。

料金は改定されます。契約直前に 公式の料金ページ と、アプリなら課金画面の金額を、その場でもう一度ご確認ください。