本記事にはプロモーションを含む場合があります。価格・仕様は 2026年8月26日時点 に OpenAI・Google・Kling・Runway・Vidu の各公式ページで確認した内容です。改定されることがあるため、判断の前に必ず公式の最新表示をご確認ください。ドル円は全記事共通で 1ドル=161円 で換算しています。
「Sora API が2026年9月24日で停止すると聞いたが本当か」「乗り換え先はどこにすればいいのか」——そう思って検索でここへ来た方に、先に結論をお伝えします。
※ 本記事は各社の公式ページの実査のみで構成しています。乗り換え先の出力品質・生成速度・プロンプト互換性は当サイトでまだ検証していません(2026年8月26日時点で未検証)。実測後に更新します。
先に結論——2026年9月24日に Sora API と sora-2 系モデルが削除されます
OpenAI 公式の Deprecations ページ(2026年8月26日実査)によると、Videos API と sora-2 系の動画生成モデルは、2026年9月24日に API から削除されます。停止対象は以下の6行で、エイリアスもスナップショットも全部です。
| 停止日 | 停止対象 | 公式が案内する移行先 |
|---|---|---|
| 2026-09-24 | Videos API(動画生成 API 本体) | 記載なし(空欄) |
| 2026-09-24 | sora-2 | 記載なし(空欄) |
| 2026-09-24 | sora-2-pro | 記載なし(空欄) |
| 2026-09-24 | sora-2-2025-10-06 | 記載なし(空欄) |
| 2026-09-24 | sora-2-2025-12-08 | 記載なし(空欄) |
| 2026-09-24 | sora-2-pro-2025-10-06 | 記載なし(空欄) |
この表でいちばん重要なのは停止日ではなく、Recommended replacement(推奨の移行先)の列が 全行空欄 という点です。OpenAI の Deprecations ページは通常、旧モデルを止めるときに後継モデルを併記します(GPT 系のモデルはほぼ全行に後継の記載があります)。ところが Sora の6行だけは移行先が示されていません。つまり OpenAI の中に乗り換え先は用意されておらず、移行先は自分で他社から選ぶしかない——これが本記事の出発点です。
なお、混同されやすい消費者向けの Sora(Web版・アプリ版)は 2026年4月26日に既にサービス終了済み です。今回の9月24日は、その後も残っていた開発者向け API の停止日です。この違いは後述します。
一次情報の原文——OpenAI 公式 Deprecations ページ
情報源を先に開示します。OpenAI 公式の Deprecations ページに、次の一文が掲載されています(2026年8月26日確認)。
On March 24th, 2026, we notified developers using the Videos API and Sora 2 video generation model aliases and snapshots of their deprecation and removal from the API on September 24, 2026.
(訳:2026年3月24日、Videos API と Sora 2 動画生成モデルのエイリアスおよびスナップショットを利用中の開発者に対し、その非推奨化と、2026年9月24日の API からの削除を通知しました。)
つまり告知自体は2026年3月24日に出ており、削除まで 6か月の猶予期間 が設定されていたことになります。この記事を読んでいる時点で、残り時間はその猶予の終盤です。
注意したいのは、OpenAI 公式の API 料金ページには 2026年8月26日時点でも sora-2/sora-2-pro の料金が現行モデルと同じ体裁で掲載されており、削除予定の注記が見当たらないことです。料金ページだけを見ると「まだ普通に使える」と誤読しやすいので、判断は必ず Deprecations ページ側で行ってください。
影響範囲——自分がどの層かで、やるべきことが変わります
API を直接呼んでいる開発者
いちばん影響が大きい層です。2026年9月24日以降、sora-2 系のモデル ID を指定したリクエストは通らなくなる、というのが Deprecations ページの記載(removal from the API)から読み取れる帰結です。エイリアスだけでなく日付つきスナップショット(sora-2-2025-12-08 など)も同日に削除されるため、「スナップショットに固定しておけば延命できる」という逃げ道は ありません。
Sora API を裏側で使っているツールの利用者
自分では API を呼んでいなくても、使っている動画生成ツールやワークフロー自動化サービスが裏側で Sora API を叩いているケースがあります。この場合の対応はツール側の実装次第ですが、9月24日以降に Sora 指定の生成が失敗し始めたら、この停止が原因である可能性をまず疑ってください。ツール側が案内を出していないなら、問い合わせる際に本記事冒頭の停止対象の表がそのまま使えます。
Web版・アプリ版で使っていた人(既に終了済み)
消費者向けの Sora(sora.chatgpt.com と iOS/Android アプリ)は 2026年4月26日に終了済み です。OpenAI 公式ヘルプの日本語記事(What to know about the Sora discontinuation)に、終了の事実と、作成済み動画を sora.chatgpt.com/sunset からエクスポートできることが記載されています(2026年8月26日の当サイト調査時点の内容)。エクスポートがいつまで可能かの期限は、同ヘルプの中に明示された記載を 確認できていません——過去作品が必要な方は、期限を待たずに今すぐ取り出しておくのが安全です。日本からの利用経緯と当時の料金は Sora 2 を日本で使う方法と料金 に記録があります。
乗り換え先の選び方——公式が移行先を示さないので、用途で決めます
移行先の列が空欄である以上、選定基準は自分の用途から逆算するしかありません。Sora 2 の特徴を分解すると、選び方の軸は3つです。
- 音声つき動画が必要か:Sora 2 は音声込みの動画を生成するモデルでした。同じく音声ネイティブなのは Veo 3.1(Gemini API)と Kling 3.0 系です。Runway の
gen4_turbo/gen4.5と Vidu Q3-turbo は、公式料金表に音声の区分がありません(2026年8月26日確認)。音声込みの価格を料金表で明記しているのは Veo 3.1 と Kling 3.0 系です。 - 単価をどこまで許容するか:後述の表のとおり、音声込み720pの秒単価は約8.1円から約64.4円まで開きがあります。
sora-2の約16.1円/秒と同水準以下で音声込みを維持したいなら、Veo 3.1 Fast(約16.1円/秒)か Veo 3.1 Lite(約8.1円/秒)が候補になります。 - API を1本にまとめたいか:Runway API は自社モデルに加えて Veo 3.1 や Seedance 2 も同じ API から呼べる集約型です。ただし同じモデルでも直販より単価が高くなる経路があるため、倍率は 動画生成AI API 料金比較 の「同じモデルでも通る経路で単価が変わります」の節で確認してください。
なお、EOL(提供終了)を機に移行した先行事例として、Runway が Gen-3 系を2026年7月30日で終了した際の経緯と移行パターンを Runway Gen-3 終了の解説記事 にまとめています。「終了告知→スナップショットごと削除→移行」という流れは今回とほぼ同型です。
乗り換え先の料金比較【2026年8月26日実査】
条件は 720p・秒単価・通常時間帯 に統一し、音声の有無を列で明示しました。円は1ドル=161円換算です。出典は各行とも各社公式の料金ページ(Gemini API/Kling/Runway/Vidu)で、すべて2026年8月26日に実査しています。
| 提供元 | モデル | 音声 | 公式表示 | 円/秒 |
|---|---|---|---|---|
| Gemini API | Veo 3.1 Lite | 込み | $0.05/秒 | 約8.1円 |
| Runway | gen4_turbo(画像必須) | 区分なし | 5クレジット/秒=$0.05/秒 | 約8.1円 |
| Vidu | ViduQ3-turbo | 区分なし | 11クレジット/秒=$0.055/秒 | 約8.9円 |
| Kling | 3.0(無声) | なし | 0.6 Units=$0.084/秒 | 約13.5円 |
| Gemini API | Veo 3.1 Fast | 込み | $0.10/秒 | 約16.1円 |
| (参考)OpenAI | sora-2(9/24停止) | 込み | $0.10/秒 | 約16.1円 |
| Kling | 3.0 Turbo(音声あり) | 込み | 0.8 Units=$0.112/秒 | 約18.0円 |
| Runway | gen4.5 | 区分なし | 12クレジット/秒=$0.12/秒 | 約19.3円 |
| Kling | 3.0(音声あり) | 込み | 0.9 Units=$0.126/秒 | 約20.3円 |
| (参考)OpenAI | sora-2-pro(9/24停止) | 込み | $0.30/秒 | 約48.3円 |
| Gemini API | Veo 3.1 標準 | 込み | $0.40/秒 | 約64.4円 |
換算の前提は3つだけ開示します。Runway は 1クレジット=$0.01(“Credits can be purchased for $0.01 per credit in the developer portal for an organization.” 2026年8月26日確認)、Vidu は 1クレジット=$0.005(“Credits are available for $0.005 each” 同日確認)、Kling は 1 Unit=$0.14(公式ページに “1 Unit = $0.14 (list price)” と明記、同日確認)。この表に載せていないモデル(Seedance・Luma・PixVerse など)を含めた全体の横並びは 動画生成AI API 料金比較 にあります(同記事の実査日は2026年7月29日で、本記事とは実査日が異なります)。
表から読み取れる実務的な結論はこうです。音声込みで sora-2(約16.1円/秒)と同額なのは Veo 3.1 Fast、半額で済ませたいなら Veo 3.1 Lite です。sora-2-pro(約48.3円/秒)から品質重視で移るなら Veo 3.1 標準(約64.4円/秒)か Kling 3.0 の音声あり(約20.3円/秒)が候補で、後者は単価が半分以下になります。ただし品質・生成速度・プロンプトの効き方は価格表からは分かりません(この点は本記事冒頭の未検証の断り書きのとおりです)。
移行時の注意点——価格表に出ない4つの落とし穴
注意1:音声の仕様は「込み」でも中身が違います。Veo 3.1 の料金は “video with audio price (default)” と音声込みが既定です。Kling 3.0 は無声と音声ありで単価が別建てになっており(720pで0.6→0.9 Units)、音声を付けると約1.5倍になります。Sora 2 と同じ感覚で「音声は当然付いてくる」と思って無声単価で見積もると、実際の請求が上振れします。
注意2:Vidu には Off-peak 料金があります。公式に “The off-peak price is half of the normal generation price.” と明記されており(2026年8月26日確認)、時間帯を選べる用途なら表の約8.9円/秒がさらに半額になります。逆に言うと、他社と比較するときは通常時間帯の単価で揃えないと公平になりません(Vidu の使い方と料金)。
注意3:OpenAI 側には Batch 料金が出ています。2026年8月26日時点の公式料金ページでは、sora-2 の Batch 価格が720pで$0.05/秒と、通常の半額で掲載されています。ただし停止までの残期間に既存パイプラインで大量生成しておく用途なら選択肢になりますが、9月24日で呼べなくなる前提は変わりません。
注意4:モデル ID の書き換えだけでは済みません。動画生成 API は各社でエンドポイント設計・パラメータ・尺や解像度の上限が異なります。乗り換えはコードの改修を伴う移行案件として工数を見積もってください。各社の入口となる公式ドキュメントは、Kling は Kling AI の料金記事、Veo は Veo 3 の使い方と料金 からたどれます。
いつまでに何をすべきか——停止日から逆算したチェックリスト
- 今すぐ:自分のコード・利用中ツールが
sora-2系を呼んでいるか棚卸しする(停止対象は冒頭の表の6行)。 - 今すぐ:旧 Web版 Sora の過去作品が必要なら sora.chatgpt.com/sunset からエクスポートする(期限の明示を確認できていないため、早いほど安全です)。
- 9月上旬まで:乗り換え先を1〜2社に絞り、少量の本番相当プロンプトで品質と単価を確認する。
- 9月24日まで:本番トラフィックを移行先に切り替える。Deprecations ページの日付が変わる可能性もゼロではないので、切り替え前に公式ページの最新表示を再確認してください。
よくある質問
Q1. 2026年9月24日を過ぎても sora-2 を呼ぶ方法はありますか?
OpenAI 公式の Deprecations ページの記載は「API からの削除(removal from the API)」で、エイリアスも日付つきスナップショットも同日に削除対象です(2026年8月26日確認)。公式ルートでの延命手段は 記載されていません。
Q2. OpenAI が案内する公式の移行先はどれですか?
ありません。Deprecations ページの「Recommended replacement」列は、Sora 関連の6行すべてが空欄です(2026年8月26日確認)。移行先は Veo 3.1・Kling 3.0・Runway・Vidu など他社 API から用途に合わせて選ぶことになります。
Q3. Web版・アプリ版の Sora はいつ終了しましたか?
2026年4月26日に終了済みです。今回の9月24日は開発者向け API の停止日で、消費者向けサービスの終了とは別の出来事です。作成済み動画のエクスポート方法は OpenAI 公式ヘルプの日本語記事に案内があります。
Q4. 停止日までの料金はどうなりますか?
2026年8月26日時点の公式料金ページでは、sora-2 が720pで$0.10/秒(約16.1円)、sora-2-pro が$0.30/秒(約48.3円)と、従来どおりの価格で掲載されています。値上げ・値下げの告知は当サイトの調査範囲では確認していません。