本記事にはプロモーションを含む場合があります。価格・仕様は 2026年8月16日時点 に公式ページ(synthesia.io の英語版料金ページ/日本語トップページ/Customer Terms of Service/Acceptable Use Policy)で確認した内容です。料金や規約は改定されることがあるため、契約前に必ず公式の最新表示をご確認ください。ドル円は全記事共通で 1ドル=161円 で換算しています。
「Synthesia の料金はいくら?日本語で使える?作った動画を仕事に使っていい?」——検索でここへ来た方が知りたいのは、たぶんこの3つです。この記事はその3つに公式情報だけで答えます。アバターの出来ばえといった主観評価は扱わず、いくら払うと何分作れて、どこまで商用に使えるのかに絞ります。
先に結論——Synthesia の料金で押さえるべきは3点
- 円建て価格が公式に用意されています。 日本語トップページ(synthesia.io/ja)には Basic ¥0/Starter ¥4,690/Creator ¥14,490(月額・毎月請求)と円で表示されます。ドル建てのままの HeyGen とはここが構造的に違います。ただしドル価格を1ドル=161円で換算した額より0.4〜2.8%ほど高く設定されています。
- クレジットの正体はアバター動画1分=120クレジットです。 Starter は1,200クレジットで月10分、Creator は3,600クレジットで月30分。どのプランでも1分あたりの消費量は同じで、プランを上げても単価は下がりません。
- 商用の可否を決めるのは料金プランではなく規約側です。 出力物の権利は利用者側にあると Customer Terms に明記される一方、Acceptable Use Policy 側でストックアバターを使った有料広告には全プラン共通で書面同意が必要とされています。
Synthesia の料金プラン早見表【2026年8月16日 公式確認】
日本語トップページの円建て価格と、英語版料金ページのドル建て価格です。
| プラン | 月払い(毎月請求) | 年払い(月額換算) | ドル建て(月払い/年払い) | 動画・AI吹き替えの上限 | ライセンス数 | AIアバター数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Basic(無料) | ¥0 | ¥0 | $0 | 10分/月 | エディター×1 | 9種類 |
| Starter | ¥4,690 | ¥2,980 | $29/$18 | 10分/月(年払いは120分/年) | エディター×1、ゲスト×3 | 125種類以上 |
| Creator | ¥14,490 | ¥10,490 | $89/$64 | 30分/月(年払いは360分/年) | エディター×1、ゲスト×5 | 180種類以上 |
| Enterprise | カスタム価格 | カスタム価格 | 要問い合わせ | 時間制限なし | カスタム | 240種類以上 |
補足を3つ。
- 円とドルは別々に設定されています。 $29の161円換算は4,669円ですが公式の円価格は4,690円、$89は14,329円に対して14,490円。円建てのほうが0.4〜2.8%高く、裏を返すと請求額が為替で動きません。
- 年払いの割引率は公式内で表記が割れています。 日本語ページの切替バッジは「-25%」ですが、表示価格から計算すると Starter は約36%、Creator は約28%引き。英語ページの「Save 38%」は Starter の割引率と一致します。バッジではなく切替後の表示価格で判断してください。
- Studio Avatar は別料金です。 公式の比較表に「Studio Express-1のアバターの作成は、年間プランユーザー限定の有料アドオン(1000ドル/年)となります」とあり、161円換算で約161,000円/年。

クレジットの正体——アバター動画は1分=120クレジット
公式の説明は「クレジットとは、何かを作成する際のAIの使用量に応じて共通のプールから消費される共通の通貨です」(日本語トップページ、2026年8月16日確認)。クレジット数と分数上限を突き合わせると、レートが逆算できます。
| プラン | 含まれるクレジット | 公式の動画上限 | 逆算した1分あたり消費 |
|---|---|---|---|
| Basic/Starter(月払い) | 1,200/月 | 10分/月 | 120クレジット |
| Creator(月払い) | 3,600/月 | 30分/月 | 120クレジット |
| Starter/Creator(年払い) | 14,500/44,000/年 | 120分/360分/年 | 約121〜122クレジット |
アバター動画は1分=120クレジットで、プランを上げても変わりません。 クレジットを使うのは動画生成だけではなく、公式が金額を明記しているものが2つあります(いずれも日本語トップページの比較表)。
- Veo 3.1・Sora 2 連携:「Google Veo 3またはSora 2を使用して、プロンプトから8秒の動画クリップを作成します — 素材1つにつき48クレジットが必要です」。1,200クレジットなら25本、3,600クレジットなら75本。
- アバターの動作指定:「Bロール素材1点につき、アクションには96クレジットが必要です」。アバター動画48秒ぶんに相当します。
外部モデルのクリップを1本作るたびにアバター動画24秒ぶんが減ります。なお消費は秒単位で、公式注記は「Starterプランで59秒の動画を作成した場合、残り時間は9分1秒となります」。クレジット制がなぜ比較しづらいのかは 動画生成AIの料金相場——クレジット制の罠と実質単価の見方 に整理しています。
実質単価——1分あたり298円〜483円
上の分数上限と円建て価格から、1分あたりの単価を計算します。
| プラン | 支払い総額 | 使える分数 | 1分あたり |
|---|---|---|---|
| Starter 月払い | 4,690円/月 | 10分/月 | 約469円 |
| Starter 年払い | 35,760円/年 | 120分/年 | 約298円 |
| Creator 月払い | 14,490円/月 | 30分/月 | 約483円 |
| Creator 年払い | 125,880円/年 | 360分/年 | 約350円 |
上位プランに上げても1分単価は下がりません。 Starter 月払い約469円に対し Creator 月払いは約483円で、むしろわずかに高い。Creator の差額はパーソナルアバター5体・APIアクセス・インタラクティブ動画への対価です。単価を下げる手段は年払いだけで、3割前後下がります。Creator の上は Enterprise しかなく、月30分を超える運用は見積もり依頼が前提です。
※ 実測後に更新します(2026-08-16 時点で未検証):実際のクレジット減少量が公式表記(アバター動画1分=120クレジット、Veo/Sora クリップ48クレジット、Bロールのアクション96クレジット)と一致するか、生成待ち時間、日本のIPからの決済通貨表示は、当サイトではまだ計測していません。上記はすべて公式表記にもとづく数値です。
日本語対応——トップページは日本語・円建て、料金ページと規約は英語
「Synthesia は日本語対応していますか」は、実は複数の別々の質問に分かれます。2026年8月16日時点で確認できた範囲を混ぜずに並べます。
| 項目 | 状況 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 公式サイトの日本語ページ | あり(synthesia.io/ja) | トップページ全文が日本語。JA/EN 切替あり |
| 独立した日本語の料金ページ | なし | /ja/pricing は404。ナビの「価格設定」は英語版へ遷移 |
| 価格の通貨表示 | 円建てあり | 日本語トップページの料金カードと比較表が円表示で一致 |
| 利用規約の言語 | 英語のみ | /legal 配下の16文書はすべて英語。/legal/ja は404 |
| 日本語の音声・吹き替え | 言語数の表記のみ | 比較表に「160以上の言語と音声に対応」 |
注意点が3つあります。① 英語ページの言語切替に日本語は入っていません——hreflang 指定は en/fr/de/es/pt-BR の5言語のみです。② 言語数の表記が日本語ページ内で割れています——冒頭は「140を超える言語」、同じページの比較表は「160以上の言語と音声」です。③ 日本語ナレーション(音声出力)の可否は名指しの公式記載を確認できませんでした——公式の動画翻訳ページ(synthesia.io/features/video-translator/japanese-to-english)の言語選択リストに Japanese があり、日本語動画を入力素材にできることは確認できますが、日本語の合成音声で読み上げられると名指しした公式ページはありませんでした。
※ 実測後に更新します(2026-08-16 時点で未検証):①ログイン後の編集画面が日本語UIになるか ②日本語の合成音声の声種数 ③日本語字幕の自動生成——この3点は実アカウントでの確認が必要で、当サイトではまだ検証していません。
「日本語UI」と「日本語プロンプト」を混同すると選定を誤ります。主要サービスをこの2軸で分けた一覧は 動画生成AIの日本語対応まとめ にあります。
商用利用条件——出力の権利は利用者側、制限は規約側にある
Synthesia の商用条件は、料金プランの機能表ではなく Customer Terms of Service と Acceptable Use Policy という2つの英語文書に書かれています。
出力物の権利は利用者側にあります
Customer Terms of Service の「OWNERSHIP AND PROPRIETARY RIGHTS」節です。
“Customer will own all Customer Data, but excluding the components of the Services and Synthesia Content.”
同規約の定義節では “Customer Data” is any Input or Output とされ、Output は利用者が Input から作成した動画・画像・音声と定義されています。つまり生成した動画そのものの権利は利用者側にあり、無料プランだけを名指しで商用禁止にする条項は、今回読んだ範囲では見当たりませんでした。 無料プランの出力を明文で商用禁止にしている HeyGen とは対照的です。ただし “the ability to export Output may be limited by the applicable Services plan in effect” という留保があり、書き出せるかどうかはプラン次第です。
全プランに効く利用制限が Acceptable Use Policy 側にあります
- ストックアバターを使った有料広告には書面同意が必要です。 SNSなどの “promoted”, “boosted”, or “paid” 広告にストックアバターを組み込むことが “absent written express consent from Synthesia” では禁止行為とされ、カスタムアバターなら本人の同意があれば可。標準アバターのままでの広告出稿は想定されていません。
- 年齢制限商材(酒・たばこ・銃器・ギャンブル・アダルト用品・出会い系)の広告は禁止です。 ウォーターマークの除去と “Sublicensing, reselling, time sharing or similarly exploiting the Services” も禁止行為です。
- なりすまし禁止は “…where such content is produced by non-enterprise Service plans” と、適用範囲がプランで区切られています。
各社の商用ライセンス条件を横並びで見たい場合は 商用利用できる動画生成AIまとめ にまとめてあります。
HeyGen との使い分け——1分単価は約3倍、円建てとSCORMで割れる
同じAIアバターの領域で日本語圏でよく並べられるのが HeyGen です。当サイトでは HeyGen の料金・日本語対応・商用利用条件 を2026年7月27日に実査しています。
| 観点 | Synthesia(2026年8月16日確認) | HeyGen(2026年7月27日確認) |
|---|---|---|
| 円建て価格 | あり(¥4,690/¥14,490) | なし(ドル建て表示のみ) |
| 入口の有料プラン | Starter 月4,690円(年払い月2,980円) | クリエイター $29/月(年払い月額換算 $24) |
| 入口プランの生成量 | 10分/月 | 600クレジット=アバターIII基準200分/IV・V基準30分 |
| 1分あたり単価 | 約298〜483円 | 約23円(アバターIII)〜約156円(アバターIV・V) |
| 無料枠の商用利用 | 無料プラン名指しの禁止条項は見当たらず(書き出し不可) | 規約で明文禁止 |
この表の読み方には注意が必要です。 1分単価は両社の公式表示から機械的に計算した数字で、同じ品質のものが何円で作れるかの比較ではなく、公式表示どおりに使ったときの理論上の単価の比較として見てください。そのうえで、金額と仕様から言える切り分けはこうです。
- 円建てで経費を固定したい・稟議を通したい → Synthesia。円で請求され、為替で金額が動きません。
- 分数をとにかく安く積みたい/社内研修で SCORM が要る → HeyGen。アバターIII基準なら1分約23円で Synthesia の最安(年払い Starter の約298円)とは1桁違い、SCORM書き出しもビジネス($149/月)で使えます。Synthesia の SCORM は Enterprise 側です。
用途別の全体像は当サイトのハブ 動画生成AIおすすめ比較 にまとめています。
Basic(無料)でできること・できないこと
できるのは、クレジットカード登録なしでの開始、月10分ぶんの動画生成(1,200クレジット/月)、9種類のAIアバター、エディター1ライセンスです。
できないのは、動画のダウンロードと Synthesiaのロゴの削除、パーソナルアバター、AI吹き替え、AI動画アシスタント(公式の Starter 欄が「Basicの内容に以下が追加されます:動画のダウンロード/Synthesiaのロゴの削除…」と書いているため、Basic には含まれません)。
無料枠の10分は他社と比べて少なくありませんが、書き出せないため納品用途には使えません。無料枠だけで各社を比べたい方は AI動画生成は無料でどこまでできる?主要サービスの無料枠を比較 もあわせてどうぞ。

よくある質問
Q1. Synthesia は日本円で払えますか?
日本語トップページには円建て価格が表示されます(Basic ¥0/Starter 月4,690円/Creator 月14,490円、2026年8月16日確認)。ただし独立した日本語の料金ページは存在せず(/ja/pricing は404)、ナビの「価格設定」は英語のドル建てページへ遷移します。請求通貨は決済画面での確認が確実です。
Q2. 無料プランで作った動画を仕事に使えますか?
そもそも書き出せません。 公式の Starter 欄に「Basicの内容に以下が追加されます:動画のダウンロード」とあり、ダウンロードは Starter 以上の機能です。規約側にも書き出しの可否はプラン次第という留保があります。なお、無料プランの出力を名指しで商用禁止にする条項は、今回読んだ規約の範囲では見当たりませんでした。
Q3. 作った動画を広告に使えますか?
ストックアバターを使った有料広告は、Synthesia の書面同意がないと禁止です。 Acceptable Use Policy で、SNSなどの “promoted” “boosted” “paid” 広告にストックアバターを組み込む行為が禁止行為に挙げられています。カスタムアバターの場合は本人の適切な同意があれば可。プランを上げれば解決する話ではない点に注意してください。
まとめ
2026年8月16日時点の Synthesia を、公式表示と規約原文だけで整理すると次のとおりです。
- 円建て価格が公式にあります。Basic ¥0/Starter 月4,690円(年払い月2,980円)/Creator 月14,490円(年払い月10,490円)/Enterprise カスタム価格。
- クレジットはアバター動画1分=120クレジットで、プランを上げても消費レートは変わりません。1分単価は約298〜483円、単価を下げる手段は年払いだけです。
- 商用の要点は出力物の権利は利用者側、ただしストックアバターでの有料広告には書面同意が必要です。
契約直前に、公式の料金ページ、日本語トップページ、Customer Terms of Service と Acceptable Use Policy をその場でもう一度ご確認ください。
(価格・仕様・規約は2026年8月16日確認。改定される場合があるため、契約前に公式ページの最新表示を必ずご確認ください。)